アイキャッチ画像出典:PIXTA
似たもの同士!?実は目的がちょっと違うストレッチとヨガの謎
ストレッチとヨガ、似ているようで、その目的は少し違います。身体的目的と精神的目的に分けて、二つの違いに迫っていきます。
ストレッチの目的
出典:PIXTA
<身体的目的>
ストレッチは筋肉を伸ばし、関節の可動域を広く使うために行います。体をほぐすことで運動のパフォーマンスを向上させ、トレーニング効果をUPさせることが目的です。固まった筋肉をほぐし、血流の流れをよくすることで冷えやむくみ、疲労回復、体のコリなどを解消してくれる働きもあります。
<精神的目的>
血行促進に伴い、体がリラックスして自律神経のバランスが整います。睡眠の質を高める目的としても行わることも多いです。
ヨガの目的
出典:PIXTA
<身体的目的>
ヨガは体の柔軟性を高めるだけでなく、各ポーズをとるときに、内側にある筋肉をキープするのでインナーマッスルが鍛えられます。しなやかな筋肉を養うことができ、ボディラインを整えることを目的にヨガを始める人もいます。
<精神的目的>
ヨガは呼吸と連動してポーズをとります。深い呼吸によって自分の内側へ意識を深め、自分と向き合うことができます。内側への意識が深まると精神が安定し、リラックス効果、ストレス解消、心をコントロールすることを目的に行われることも多いです。
同時にやるなら、ストレッチ→ヨガの順番がおすすめ
ヨガのポーズをとる前には準備運動としてストレッチをし、関節の可動域を広げておくとスムーズにヨガを行うことができます。
ヨガをする前にストレッチをしたほうがいい理由
出典:PIXTA
ヨガ前にストレッチを行うことにより、自分の体の状態を把握することができます。体の状態を把握しておくと、ポーズをとる際に痛みを感じる部位は無理をしないなど、調整することが可能です。筋トレでも、ランニングでも、当日の体のコンディションに応じたトレーニングをしますよね。ヨガの場合も同じです。
またストレッチをすることで、柔軟性が高まり体の伸びが感じるところで痛みのリスクが軽減し、筋肉痛の緩和などの効果もあるので、ヨガ前はストレッチを行うことをおすすめします。
ヨガをする前におすすめのストレッチ方法
ヨガをする前におすすめのストレッチ法を部位ごとにご紹介します。もちろん、筋トレの前にもおすすめです。
肩甲骨周辺をストレッチ
撮影:Tommy
<肩甲骨周辺のストレッチの手順>
1、肘を90度に曲げた状態で、両手を肩の高さまで上げます。
2、肩甲骨同士を内側に寄せるイメージで腕をゆっくりと前後に10回動かします。
1~2を5回行うようにしましょう。
首周辺をストレッチ
撮影:Tommy
撮影:Tommy
<首周辺のストレッチの手順>
1、あぐらの状態で座ります。
2、右に頭を傾け、左手は床にそえます。
気持ちのいい場所まで左指を歩かせ体から遠ざけると、より首周辺をストレッチできます。
3、首をまっすぐに戻し、斜め右下に頭を下げ、左手は斜め左のそえます。
気持ちのいい場所まで左指を歩かせ体から遠ざけると、より首周辺をストレッチできます。
4、反対側も同じように行います。
ウエスト周辺のストレッチ
撮影:Tommy
撮影:Tommy
<ウエスト周辺のストレッチの手順>
1、仰向けになり、両膝を立てます。おしりとかかとはこぶしを3個分離します。
2、腕を広げ、肩や背中全体を床にくっつけるようにして、上半身を安定させます。
3、かかとを軸にして足をゆっくり右に倒します。肩や背中は床から浮かないように、腰だけをひねって膝を床に近づけます。
4、おなか周りが気持ちよく伸びるところで5秒キープし、ゆっくりと足を戻します。
3~4を左右交互に5~10回ずつ行いましょう。
仰向けになる際は、ヨガマットを下に敷くとストレッチがしやすいです。
ITEM
ヨガマット 15mm ケース付き
カラー:ブラック、グリーン、ピンク、パープル、レッド、ブルー
サイズ(約):横180cm×縦60cm×厚み15mm
収納時のサイズ(約):18cm×61cm
素材:NBR(ニトリルゴム)
重量(約):1.2kg 商品内容 ヨガマット ×1 収納ケース ×1 収束バンド ×1
寝る前にやりたい!1日の疲れを癒すヨガのポーズ
ストレッチで体をほぐしたところで、ヨガをしてみるのはいかがでしょう。忙しくてエクササイズの時間が取れなくても、寝る前の数分ヨガをするだけで気分転換になります。ベッドに入る前に、普段動かさない筋肉を伸ばすことで体がほぐれるので安眠効果があるとも言われています。寝たままでできて、安眠効果がUPするポーズをご紹介していきます。
仰向けの合せきのポーズ
撮影:Tommy
股関節周りの柔軟性がアップし、不眠改善、リラックス効果が期待できます。
<ポーズの手順>
1、仰向けになり息を吐きながら、両膝を曲げて左右に倒します。その時は足の裏同士をくっつけておきます。
2、両手は楽な位置に置くようにしてください。
3、ポーズができたら、5回深く呼吸をします。
ハッピーベイビーポーズ
撮影:Tommy
撮影:Tommy
血液やリンパの流れが促進され、足のむくみや冷え、血行不良などにも効果が期待できます。また背骨や太ももを心地よく伸ばすことで、肉体の疲れをほぐし、全身リフレッシュ効果もあるので寝る前におすすめのポーズです。
<ポーズの手順>
1、仰向けになり、息を吐きながら両手で膝を抱えます。軽くあごをひき、背筋を整えます。
2、息を吸いながら両膝を開き、小指側から足裏を掴みます。
3、太ももを脇腹に引き寄せる角度で足裏を下方向に引っ張り、足首は膝の真上に来るように調整します。
この状態を30秒キープしまし、ポーズを終えたら仰向けになり休みます。
魚のポーズ
撮影:Tommy
撮影:Tommy
撮影:Tommy
首や背中の筋肉をほぐすことができ、呼吸機能の調整もでき、不眠の改善につながることが期待できます。
<ポーズの手順>
1、仰向けになり、足をそろえて伸ばします。
2、手のひらを下に向けてお尻の下にいれます。その時に肩甲骨を寄せるように両腕を伸ばしたまま近づけます。
3、息を吸いながら胸を天井に持ち上げ、頭頂部が床につくように首を伸ばし、腕で床を押すように体を支えます。
4、キープしてゆっくりと呼吸をします。
5、ポーズをとるときと逆の順番で元の姿勢に戻します。
寝る前にもっとリラックスしたい!という方は、アロマディフューザーで好きな香りをたくのもおすすめです。トレーニングも捗りそう!
ITEM
アロマディフューザー
ストレッチで体をほぐして、ヨガをすると女性らしいしなやかな体に
出典:PIXTA
ヨガの前にストレッチを行うことで、体の柔軟性が高まりヨガのポーズをスムーズに行うことができます。関節の可動域が広げ、ヨガを行うことでしなやかな女性らしい体を手に入れられることも。またケガのリスクを軽減させることもできるので、準備運動としてしっかりとストレッチを行うことを習慣化しましょう。
この記事を読んだ人には、こんな記事もおすすめ!