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頑張っているときの応援は嬉しいもの!
マラソンや陸上のトラック競技では応援の声が力になります。例えば、観客が全くいない寂しいレースと観客が多く盛り上がっているレースであれば、後者の方が走りやすいとイメージしやすいでしょう。
まずは、応援がなぜ嬉しいものなのか、走る選手側の目線で簡単に紹介していきます。
気持ちが高まり最後まで諦めずに走れる!
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マラソンは極限状態で力を発揮するスポーツであり、終盤の消耗したシーンでは『自分との戦い』が重要になります。体だけでなく心も消耗した極限状態で走っているので、少しのきっかけで気持ちが切れてしまうことは多いです。
もし終盤で気持ちが切れてしまえばペースが落ちたり失速したりします。そこで、沿道などの応援があると気持ちを高められ、最後まで気持ちを切らさずに走れます。
応援ではどのような言葉をかけるのかも重要で、内容によっては選手を委縮させてしまうこともあります。選手が本領を発揮できるように、無駄な力が入らないようなポジティブな声かけがあると非常に助かります。
レースの状況を教えてもらえて助かる!
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沿道の応援では、さまざまな掛け声が聴こえてきます。その中でも助かるのが、レース状況を教えてくれる声援です。
例えば、マラソンのコースでは何キロ地点なのか表示されていることが多いですが、見落としてしまうことはよくあります。そこで、沿道の応援で「あと〇キロ、頑張れ!」などと言っている人がいると、状況を把握しやすくなります。
マラソンは極限状態で走っているため、道路脇の表示を見落としてしまい自分が走っている位置が分からないと焦ってしまいます。
他にも先頭集団との位置関係や後続との距離などを教えてくれる声援もあり、状況を把握しながら走れることもあります。
応援といっても、具体的に何をすれば良い?
「マラソンの応援をしたい!」と思っても、具体的に何をすれば良いのか分かりにくいでしょう。ここからはどのように応援すれば良いのか紹介します。
好きな選手を応援する場合:選手の名前をしっかり呼んで声援を送ろう!
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マラソン大会は多くのランナーが参加しています。規模が大きいものだと1万人を超えるため、ただ「頑張れ!」と声援を送るのも良いですが、「〇〇頑張れ!」と名前を呼んだ方が、応援されていると認識されやすいです。
選手側も自分が応援されていると感じられるほどパワーが出ます。応援している選手がいるときは、名前とセットで声援を送ると良いでしょう。
友人が出場する場合:『付き添い』をするのも立派な応援!
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もし友人や普段一緒に走っている仲間がマラソンに出場するなら、付き添いをするのも立派な応援になります。マラソン大会はできるだけ集中したいものの、受付や貴重品の管理など大変です。
そこで、付き添いが1人いるだけで持ち物が盗難されるリスクがなくなり、レースに集中しやすくなるので非常に助かります。他にも簡単なサポートを行うのが付き添いの役目です。
【付き添いでやってもらえると助かること】
・貴重品などの管理
・会場アナウンスなどの情報収集
・混雑しているトイレの行列待機
・沿道での応援
・その他買い出しなど
沿道での声援だけでなく、影のサポートも立派な応援です。
沿道で応援するときのポイント
マラソンの応援は、その大半が沿道で選手を応援することになるでしょう。沿道で応援するときは、どのようなポイントを押さえれば良いか紹介します。
服装やナンバーカードを覚えておく
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好きな選手や友人などが走るとき、選手のユニフォームやナンバーカードを事前に把握しておくのがポイントです。マラソン大会は出場人数が多いので、ぱっと見ただけでは誰が誰なのか分かりにくいです。特に集団で走っているときは選手を見つけにくいでしょう。
また、ユニフォームは各メーカーの最新モデルを着る人が多く、似た格好の人が多いので、間違って他の人を応援していたということも少なくありません。
応援したい選手の特徴を事前に押さえておけば、適切に応援できるでしょう。
30km過ぎあたりがおすすめの応援スポット
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集団で応援すると選手を見つけにくいのであまりおすすめしません。そこでおすすめなのが、レース終盤で集団がバラバラになっている地点です。
特に「30kmの壁」と言われるようにマラソンは30km過ぎが一番辛くなります。このタイミングであれば集団はバラけており、一番辛い状況にある選手に声を掛けられるのおすすめです。
大会のホームページは要チェック!
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出場するマラソン大会にはホームページがあるものがほとんどで、コースの内容や注意事項、応援マナー・出場選手情報などが記載されています。
他にも、大きな大会だとリアルタイムで順位を表示してくれる大会(ロンドンマラソンなど)もあるので、事前にホームページなどを確認しておくと有意義な情報が見つかる可能性があります。
押さえておきたい現地で応援するときのマナー
マラソン大会の現地で応援する時は、必要最低限押さえておくべきマナーがあります。ここからは、現地で応援するときに注意したいマナーについて紹介します。
ウォーミングアップ中には話しかけない
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レース前は選手を集中を高めているタイミングです。また無駄な体力を使わないように、あらかじめ自分のスケジュールでアップをしているので、なるべく選手の邪魔にならないようにしましょう。
例えば、大きな大会では日本代表の選手や実業団・箱根駅伝などに出場した有名な選手も出場することがあります。自分の好きな選手がいれば「サイン欲しい!」と思うこともありますが、話しかけたりサインを求めたりすると、その選手がアップ不足になってしまい迷惑をかけることになります。
現地で応援するときは選手優先で、邪魔にならないように注意しましょう。
ポジティブな内容の声をかける
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沿道の声援にはさまざまなものがあり、中には辛辣な表現もあります。実際に「遅れてるぞ!!」「何やってんだ!」「ノロマ!」など、走っている側からすると精神的に辛いです。
このような声援は応援ではなく、選手の力を奪うマナー違反な行為なので、絶対にやめましょう。選手を応援する時は前述の通り、ポジティブな内容にすることを心掛けることが大切です。
応援の言葉が思いつかないときは、選手の名前を呼ぶだけでも大丈夫です。走っている側からすると、「誰かが応援してくれている」「自分には味方がいる」と感じるので嬉しくなります。
他にも、走っているときに嬉しかった声援をいくつか紹介します。
【個人的に嬉しかった声援】
・いい感じだよ!そのまま最後まで行こう!
・リラックス!リラックス!楽に行こうぜ!
・このままいったらベスト出るぞ!頑張れ!
なかなか思いつかない…という場合は、「名前+頑張れ!」などのシンプルなものでも、応援してもらえた側はすごく励みになったりします。
コースにはみ出て応援しない
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マラソン大会だけでなく、駅伝大会でもコースにはみ出して応援している方をテレビなどでもよく見かけます。実際に接触して選手が転倒することも少なくありません。
有名な応援スポットなどは混雑していることが多いので、無理に前のめりになって応援するのではなく、人がいないスポットを探して応援することが大切です。
現地応援の必須ポイント!事前に確認しておくべきこと!
マラソン大会は時間が何時間もかかる規模が大きいイベントです。そのため、事前に確認しておくべきポイントがあるので注意点を紹介します。
車で向かうのは注意!コースが規制されている
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マラソン大会のほとんど公道で行われるので、交通規制が行われます。車で向かう場合は渋滞していたり、交通規制で会場に向かえなかったりすることがあります。
付近のルートも混雑している可能性が高いので、事前にアクセス方法を確認しておくようにしましょう。
レースが始まると反対側の沿道には渡れない!
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レースが始まると、当然選手が優先になるので反対側の沿道(歩道)に渡ることができないので注意しましょう。迂回ルートなども事前に案内されていることもあるので、要チェックです。
トイレなどの位置を把握しておこう!
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マラソン大会は混雑することが多く、コンビニなど商業施設のトイレなどを使うと迷惑になってしまいます。事前にトイレなどの位置を把握しておくようにしましょう。また、スタート会場のトイレは選手も使うので邪魔にならないように配慮が必要です。
他にも、近辺のコンビニなども混雑することが多いので、必要なものは事前に準備しておきましょう。マラソンは気温が低い季節に行われることが多いので、カイロなどがあると便利です。
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●持続時間:約10時間
事前の準備が鍵!万全の備えで思いっきり応援しよう!
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マラソン大会をしっかり応援して楽しむためには、事前の準備が非常に重要になります。事前のチェックを怠れば、選手を応援できないばかりか、コースに辿り着けない可能性もあるので、注意しましょう。
好きな選手や友人がマラソン大会に出場し応援するときは、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートすることを意識することが大切です。マナーを守って、応援する側からもマラソンを楽しみましょう。
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