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屋外のランニングで、もはやマスクは必需品
人の多い箇所を走っていると、マスクやバンダナをしているランナーをよくみかけます。マナーという意味でもはや常識となりましたが、実は、ランニング中にマスクをつけることによってさまざまな効果も期待できるのです。
顔を広く覆って日焼け対策になる
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特に女性の方であれば、安全面を考えて夜の暗い時間帯ではなく、日中ランニングをする人は多いと思います。ただし、その場合、天気が良いと日焼けが気になりますよね。一般的なマスクをすると今度は「マスク焼け」が気になってしまいます。
そのようなときは、顔全体を覆えるマスクを使うのがおすすめです。日差しが強い場合でも顔の日除けには最適で、しっかりと紫外線を抑えられます。また、日焼け対策用としてマスクを購入する場合は、UVカットなどの加工・素材を使っているものを選ぶのがおすすめです。また、走っていると暑くなるので通気性が良いものも好ましいでしょう。
目が細かいマスクなら排気ガスや花粉を防げる
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まだまだ花粉が多い季節ですよね。今ではアレルギーの症状が出てしまう花粉の種類は、スギだけでなく、ヒノキ、イネ、ブタクサなど多く、1年中飛んでいます。他にもランナーが気になるのは、車の排気ガス。ランナーは普通の人よりも呼吸量が多いので、有害物質やホコリなどを吸い込んでしまいやすく、健康面が心配です。そこで、目が細かいタイプのマスクを使えば、花粉・排気ガス・ホコリなどを吸い込むのを防げます。本格的なマスクにはバルブがついていて、不織布マスクよりもフィルター機能が優れています。
首や顔の表面をカバーして防寒対策になる
寒い日や気温が落ち込んだ日、そんな日に走るのは辛いですが、冷たい風が顔に吹きつけるとさらに辛くなってしまいますよね。走っていれば体は温かくなってきますが、顔など露出している部分は冷たいままです。そこで、首や顔の表面を覆えるようなスポーツマスクであれば効果的な防寒対策になります。特に走り始めは寒さを感じやすいのでマスクがあると助かるでしょう。特にLSDなどゆっくり長く走るときにマスクがあると便利です。防寒対策として用意するのであれば、防寒性だけでなく通気性も意識して、息が苦しくなりにくいものを選ぶのがおすすめです。
喉の乾燥を防いで風邪の予防になる
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不織布マスクなどを使えばランニングで呼吸が上がっても、喉の潤いを保てるメリットがあります。喉が乾燥すると風邪を引きやすくなるので、空気が乾いている時期にマスクを使うのがおすすめです。特に喉の痛みから風邪が悪化しやすいタイプの方は、なるべくマスクをした方が良いです。
ただし、呼吸は苦しくなるので、ペースを上げ過ぎないようにすることが大切です。基本的にスポーツマスク全般は何もつけないで走るよりも、喉の保湿効果は上がります。
ただし、呼吸がめちゃくちゃきつくなる!!
ここまでのようにマスクをつけてランニングをするメリットは多いです。しかし、デメリットもあるのです。それは、呼吸が苦しくなるので非常に走りにくくなることです。口を覆っているので、当然吸い込む空気の量は減ってしまい苦しくなることです。私も何回挫折したか分かりません。走っているときに余計な苦しさがあると、ストレスは大きくなりマスクランニングが長続きしませんよね。
ですが、これは「慣れ」の部分が多いので、最初は走るペースを落としたり、通気性重視でマスクを選ぶのがおすすめです。
呼吸が苦しいときは『ネックチューブ』がおすすめ
これからマスクをして走ろうとしている初心者の方であれば、最初から本格的なスポーツマスクを購入するのではなく「ネックチューブ」を購入するのがおすすめです。ネックチューブであれば、首だけでなく口や鼻まで覆えるので日焼け・防寒対策として効果があります。マスクと違って密閉するわけではないので、呼吸は苦しくなりにくいです。ただし、花粉や排気ガス対策としての効果は減ってしまうので注意しましょう。
通常のマスクはどうなの?
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実際に通常の不織布マスクを使って走ると呼吸は苦しくなります。呼吸が苦しくなる分、呼吸筋を鍛える役割や喉の保湿、有害物質対策にはなります。ただ、汗かくと張り付いたり蒸れて不快になりやすいので、長く走るときにはあまりおすすめではありません。
見た目もgood!ランニング中に使いたいスポーツ用マスク
では、ランニングに適したスポーツ用マスクにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。おしゃれなデザインのものも多いので、ランニング中でも使いやすいです。
品切れ続出『Buff Original』
ランニングからハイキング、ウインタースポーツなど様々なシーンで愛用者が多い『バフ』のネックチューブ。伸縮性が高く柔らかい素材なので、着心地も良いです。バフのネックチューブは縦に長く、顔を広く覆えるので日除け用・防寒用として人気があります。ネックウォーマーやヘアバンドとしても使える、汎用性の高い1枚です。
ITEM
BUFF ORIGINAL オリジナル
●素材:ポリエステル 95%、ポリウレタン 5%
●サイズ:フリー
●カラー:非常に豊富
おしゃれなネックチューブが良いなら『Bassdash ネックガード』
伸縮性が高く薄手で着心地が良いネックチューブです。日差しをしっかりガードでき、デザインも豊富なのでおすすめです。
ITEM
Bassdash ネックガード
●素材:ポリエステル
●サイズ:フリー
●カラー:非常に豊富
花粉・排気ガス対策用の本格マスク『SWANS スポーツマスク』
SWANSのスポーツマスクは、元々スポーツサイクル用ですが、ランニングでも使えます。伸縮性が高い素材を使い、後頭部を押さえるバンドがあるのでしっかりフィットします。活性炭が入ったフィルターを使っているので、有害物質を効果的に防げます。
ITEM
SWANS スポーツマスク
●仕様:排気弁付き立体フィルター(活性炭入り)
●サイズ:SM~ML
●カラー:ブラック/レッド
防寒用ならコスパが良い『KOOLSEN ネックウォーマー フェイスマスク』
特にスポーツマスクにこだわりがなく、コスパを重視する方におすすめのフェイスマスクです。耳に穴が開いているので引っ掛けやすく、UVカットできる素材を使っているので日除け・防寒対策に適しています。
ITEM
KOOLSEN ネックウォーマー フェイスマスク
●素材:ナイロン糸
●サイズ:フリー
●カラー:ブラック×オレンジ、ブラック×ホワイト、レッド×ホワイト、パープル×ホワイト
夏でも使える通気性抜群な『NAROO MASK X1』
「NAROO MASK X1」も本格的なスポーツマスクですが、薄手のマスクで通気性が良いのが特徴です。夏でも使えるだけでなく、喉の乾燥を防ぎ紫外線もカットできる万能タイプです。
ITEM
NAROO MASK X1
●素材:ポリエステル31%、ナイロン43%、ポリウレタン26%
●サイズ:フリー
●カラー:ブラック
手ぬぐいを使うのもアリ!『チャオラス スポーツてぬぐい』
吸収速乾素材のスポーツ用てぬぐい。汗を拭うだけでなく、UVカット性能があるので口に巻けば紫外線対策にもなる便利なアイテムです。手ぬぐいタイプを使うときは両端にヘアゴムを結ぶと、耳に引っ掛けられてフィット感が増すのでおすすめですよ。
ITEM
チャオラス スポーツてぬぐい
●素材:綿 50%・バンブーレーヨン50%
●サイズ:M~L
●カラー:非常に豊富
鼻・耳までカバーできる『ナイキ ストライク SNOOD』
ランナーに馴染みが深いナイキのネックチューブです。柔らかいフリースで顔や首をカバーでき、速乾性に優れているのでランニングに適しています。耳にかけられるので走っていてもズレることなくフィットします。
ITEM
ナイキ ストライク SNOOD
●素材:ポリエステル100%
●サイズ:S~XL
●カラー:ブラック
2つのカラーを楽しめる『アンダーアーマー UAリバーシブル ネック ゲイター』
アンダーアーマーのネックチューブは、リバーシブル仕様になっているので、2つのデザインを利用できます。高密度なマイクロファイバーを使っているので、温かさと快適さを実現しています。防寒対策として最適の一品です。
ITEM
アンダーアーマー UAリバーシブル ネック ゲイター
●素材:ポリエステル87%、ポリウレタン13%
●サイズ:フリー
●カラー:ブラック×レッド
ランニング中の気になることをマスクを使って解決しよう!
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ランニングには紫外線・ホコリ・排気ガス・寒さ・乾燥など気になることがいっぱいありますよね。スポーツ用のマスクを活用することで、解決できることもあります。もし苦しければペースを落として走る勇気も必要です。スポーツマスクにもさまざまな種類があるので、目的に合わせて最適なものを選びましょう!
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