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多摩川はどんなランニングコース？
多摩川は山梨県を源流として神奈川件、東京都を流れ羽田沖に注ぐ全長138kmの非常に長い河川です。その中でランニングコースとして整備されているのは東京都と神奈川県の間を流れる50kmです。
全長約50キロのコースが整備されている
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東京都では多摩川の大田区羽田から羽村市までのおよそ50kmを「たまリバー50キロ」としてランニングや散策などが連続して楽しめるように案内表示やマップなどを整備しています。東京側だけではく多摩川を挟んだ川崎市川でも多摩川大橋から関戸橋の間は土手沿いに「青少年サイクリングコース」として整備されています。
アクセスは抜群！
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多摩川は東京都と神奈川県の境を流れているだけあってJR、私鉄各路線の駅が北から南まで川辺のすぐ近くにあります。さまざまな場所からアクセスしやすく、駅にあるコインロッカーなどを利用してスタート＆ゴール地点としても良いですしワンウェイで別の駅をゴールにして走るのにも便利です。
コンビニやトイレは？
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多摩川沿岸には公園も多いことから公衆トイレについてはあまり心配する必要はないでしょう。コンビニエンスストアや自動販売機は豊富とはいえません。
川崎川の丸子橋から多摩川原橋の間は比較的多いのでコンビニでの補給、休憩を考えているのであればこの区間は東京側ではなく川崎側を走るのをおすすめします。
その他の区間でコンビニに行く場合は多摩川沿いから少し離れる必要があります。
多摩川を利用してロングランを計画しているのであればエナジージェルやドリンクボトルを入れられるバックパックは必須です。
ITEM
Salomon TRAILBLAZER 10
サイズ： （長さx幅x奥行cm）47 x 22 x 16
背面の長さ（cm）47
容量：10L
重量：334g
TRAILBLAZER 10はシンプルで超軽量なバックパックです。すっきりしたデザインでランニングだけでなくタウンユースでも活躍します。
ITEM
アリスト メダリスト エナジージェル コーヒー 45g×12袋
エネルギー：105kcal
栄養分：たんぱく質0.1g、脂質0.1g、炭水化物26.3g、食塩相当量0.27g、カフェイン50mg
原材料：果糖、コーヒーエキス、蜂蜜／クエン酸Na、増粘多糖類、クエン酸
メダリストは甘さ控え目で美味しいと評判のエナジージェル。コーヒーエキス（カフェイン）入りでランニング中に摂れば気分もしゃっきりします。
多摩川を走る時、気をつけたいポイントは？
快適で走りやすい多摩川沿いですが、利用するのはランナーだけではありません。注意しなければならないポイントもあります。
自転車に注意！
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多摩川は「多摩サイ（多摩川サイクリングロードの略）」と呼ばれて自転車に乗る方からも人気の高いコースで、休日ともなれば多くのサイクリストで賑わいます。東京側と川崎側両方に舗装されたコースがある部分は分散するためまだ良いのですが、そうでない部分では混雑しがちで注意が必要です。
特に注意が必要なのは川崎側の二子橋〜多摩水道橋間、東京側では関戸橋〜是政橋間です。
道幅も決して広くないので基本的にはスピードも速い自転車側で注意すべき点でもありますが、ぶつかって痛い思いをするのは追突された方です。
実際にランナーと自転車の接触事故もたびたび発生しているので特に後方から来る自転車には要注意です。
その反対にウォーキングされている方に対してはランナーが加害者側になる可能性があります。歩いている方を追い越す場合はスピードを落とす、声をかけるなど配慮を忘れないようにしましょう。
未舗装の部分もある
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東京側の丸子橋〜二子橋間のように一部未舗装の河川敷を走るような部分もあります。この当たりは多摩川の増水時に水が入ってくることがあり、水が引いたから安心と思って行くと路面がぐちゃぐちゃになっていて走れない場合があります。大雨の後などは注意が必要です。
レース用のシューズよりもさまざまな路面状況に対応できるウォータープルーフのシューズがあれば安心ですね。
ITEM
ON Cloud Waterproof （メンズ）
素材：アッパー: ナイロンメッシュ, ソール: EVA
重量：250g
生産国：ベトナム
ITEM
ON Cloud Waterproof （レディース）
素材：アッパー: ナイロンメッシュ, ソール: EVA
重量：216g
生産国：ベトナム
スイスブランドで最近人気急上昇の「ON」、そのウォータープルーフ仕様のランニングシューズです。独自の軽量でありながらか快適なクッショニング、高いデザイン性はそのままです。
多摩川沿いのランニング施設は？
多摩川を走る時に便利なランニング施設を紹介します。
BLUE 多摩川アウトドアフィットネスクラブ：さまざまなアクティビティメニューが充実
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基本はヨガやボルダリング、フィットネスなどのプログラムがメインですが多摩川を走るランナーのためにシャワーとロッカーを都度利用できるサービスも用意しています。駅からも近く、多摩川も目の前と絶好のロケーションです。
料金：550円
住所: 東京都狛江市東和泉4-11-21
アクセス : 小田急小田原線『和泉多摩川駅』下車 西口 徒歩2分
休日: 金曜日
営業時間 : 月〜木 9:00 〜22:00 土8:00〜20:00 日祝 8:00 〜 18:00
日曜日が祝前日の場合、8:00〜20：00
電話番号：03-3430-3117
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Try-a＋：ラン後に美味しいコーヒーも飲めるクラブハウス
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多摩川丸子橋の川崎側にあるTry-a+（トライエープラス）は「スポーツと珈琲の幸せな時間」をコンセプトとしたクラブハウスです。名称からもわかる通り、トライアスロンにも強くスクールなども開催しているので興味がある方は問い合わせしてみてはいかがでしょうか。店内には美味しいコーヒーの飲めるスペースもありますよ。
料金：700円
住所: 神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町 599-1 2F
アクセス : 東急東横線多摩川駅 徒歩10分
休日: 月〜金曜日（土日祝日のみ営業）
営業時間 :10:00 〜17:00
電話番号：044-863-9955
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湯楽の里 国立：走り終わったら温泉と打ち上げも！
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多摩川に面した温泉施設、「湯楽の里 国立」ではランナーズスパという着替え＆荷物預かりのサービスを行っています。たっぷり走ったらあとは温泉ですっきり、豊富なメニューを用意したレストランも併設しているので打ち上げまでカバーできます。
ただし、GWやお盆の連休機関及び年末年始にはこのサービスは利用できません。また館内の混雑具合によっては利用できない場合もあるのであらかじめホームページなどで確認しておくことをおすすめします。
料金：870円（平日）、980円（土休日等）
住所: 東京都国立市泉3丁目29-11「フレスポ国立南」内
アクセス : JR南武線「矢川駅」、多摩モノレール「万願寺駅」各駅より徒歩約15分。
休日: なし（年に数回メンテナンスのための休みあり、またGWやお盆の連休機関及び年末年始にはランニング利用は不可）
営業時間 :9:00 〜25:00
電話番号：042-580-1726
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まずは手軽に10km！多摩川のおすすめランニングコース
多摩川のおすすめのランニングコース(10km)を起点別に紹介していきます。
お手軽10キロコース①BLUE 多摩川（小田急 和泉多摩川駅）起点
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BLUE多摩川もしくは小田急線和泉多摩川駅のコインロッカーに荷物を預けたら多摩川沿いに出て多摩水道橋を渡り川崎市側へ。そのままサイクリングロードを川崎方面へ走り二子橋から東京側に戻り、多摩川沿いを走ってスタート地点に戻ります。
東京側を起点にしましたが、シャワー施設にこだわらなければ2線利用できる川崎側の登戸駅（JR南武線、小田急線）を起点に走っても良いでしょう。
お手軽10キロコース②Try-a+（東急多摩川駅）起点
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Try-a+から多摩川沿いに出たら下流に向かって走ります。国道一号線に出たら多摩川大橋を渡り東京側を上流に向かって走りスタート地点に戻ります。
お手軽10キロコース③湯楽の里国立起点
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湯楽の里国立を出たら多摩川沿いを下流に向かって走ります。府中の森を過ぎてJRの鉄橋が見えたところで折り返すと約１０キロです。
ハーフマラソン程度の距離に挑戦！20km前後の多摩川のおすすめランニングコース
「10kmだとちょっと物足らない」という方には約20kmのランニングコースを紹介していきます。フルマラソン前のロング走にも役に立ちますよ。
20キロコース①BLUE 多摩川起点
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BLUE多摩川（小田急線和泉多摩川駅）から多摩川沿いに出て多摩水道橋を川崎側に渡るところまでは10kmコースと同じですが、そこから上流に向かって走ります。多摩川原橋を渡り再び東京側に戻りさらに上流に向かって進みます。是政橋で折り返して多摩川を下流に向かってスタート地点に戻ります。
20キロコース②Try-a+起点
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Try-a+から多摩川沿いに出て下流に向かって走り、国道一号線に出て多摩川大橋を渡るところまでは10kmコースと同じです。そこから下流に向かってたまリバー０km地点（大師橋手前）まで走ります。
0km地点で折り返したら東京側を上流に向かって多摩川沿いを走り、最後に丸子橋を渡りスタート地点に戻ります。
ちょっとチャレンジ20キロコース③湯楽の里国立起点
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湯楽の里国立を出たら多摩川沿いを上流に向かって走ります。福生南公園で折り返すと約20キロです。途中、歩行者専用と自転車専用にコースが分かれる部分があります。標識を見ていれば間違うことはないのですが気をつけておきましょう。
体力に自信があったら挑戦してみよう！たまリバー50kmコース
東京都設定のたまリバー50kmをすべて走り切るコースです。ただしスタート地点や橋を渡って川崎側に行く部分もあるので実測では50km超のコースになります。
前半：大田区から調布まで
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たまリバー50kmの起点はTry-aの20kmコースで紹介した大師橋近くになりますが、電車で行くのであれば京急天空橋駅から弁天橋を渡ったところにある旧穴守稲荷神社 大鳥居からのスタートがおすすめです。羽田空港に近いので飛行機も間近で見られるのでスタート地点にふさわしい写真も取れます。
ここからひたすら多摩川を上流に向かって走ります。
丸子橋を渡り多摩水道橋までは川崎側を走ります。川崎側のこの区間には沿線にコンビニエンスストアもあるので補給はこの地点で行うと良いでしょう。
多摩水道橋で東京側に戻ったら上流へ、京王閣競技場（東京オーバル）まで来たら約25km、前半戦の終了です。一気に50km走るのではなく、前後に分けて走りたい方はここで終了です。
すぐ近くに京王多摩川駅があるのでそこから電車に乗れます。
後半：府中からゴール、羽村取水堰まで
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京王閣競技場からひたすら上流に向かいます。ここからは湯楽の里国立起点の20kmコースと共通です。休憩ポイントですがJR中央本線を超えた40km地点付近に「たちかわ創造舎サイクルステーション」というサイクリスト用の休憩所があるのでこちらを利用するといいでしょう。
公式サイトはこちらゴールは羽村取水堰、桜の時期は素晴らしい景色が見られますよ。
そこから最寄りのJR羽村駅までは歩いて12分ほどです。
ルールを守って気持ちよく多摩川ラン
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コロナウイルスによるステイホーム期間中、多摩川がランナーで混雑していたのを報道で見かけた方もいるのではないでしょうか。都心に出られず地元で走るランナーが増え、多摩川を初めて走る方も多かったことが原因と考えられます。
多摩川はランニング専用コースではありません。自転車やウォーキングの方も多く、また近隣住民の大切な生活道路としての役割もあります。一部のマナーやルールを守らないランナーのためにランニングが禁止になるような自体だけは絶対に避けたいものです。しっかりルールやマナーを守ってスマートに多摩川ランニングを楽しみたいですね。
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