アシックスの高コスパシューズ「エボライド 2」!足に優しい厚底スピードモデル

2021年2月にリニューアルして登場したアシックスの「エボライド 2」。厚底タイプですが、軽量で走行効率が良いソールの形状をしているので走りやすいのが特徴です。さらに、高性能ながら比較的低価格で購入しやすいのも魅力。ではエボライド 2はどんなランナーに向いているシューズなのでしょうか?今回は、アシックスのエボライドに特徴や前モデルとの違いについて紹介します。

記事の目次

  • エボライドは「エナジーセービングシリーズ」の1つ
  • エボライドの特徴とは?
  • 前モデルと何が変わった?進化したポイントをチェック
  • エボライドはどんな人に向いている?
  • コスパが良いアシックスのエボライドで快適に走ろう!

エボライドは「エナジーセービングシリーズ」の1つ

アシックスのエボライドは「エナジーセービングシリーズ」の中の1つです。まずは、「エナジーセービングシリーズ」がどのようなものか紹介します。

弓状の「ガイドソール」を搭載した走行効率が高いシリーズ

アシックス エボライド2

エナジーセービングシリーズは「ガイドソール」と呼ばれる爪先が上がり弓のような形をしたソールの形状をしているのが特徴です。

 

このガイドソールにより、足が地面に着くと重心がスムーズに移動するので転がるように進みます。これにより、次の一歩を出しやすくなり、走行効率が高くなっています。

楽に走れる3つの「RIDE(ライド)」シューズ!走力・目的によって使い分けられる

エナジーセービングシリーズ

この「エナジーセービングシリーズ」は「ライド」という名前が入っている3つのシューズがあり、走力や目的によって使い分けができます。

 

エボライドはシリーズの中で最も軽量でスピードを出しやすいモデルになっています。

 

メタライド グライドライド エボライド
転がるような感覚 ●●● ●●〇 ●〇〇
クッション性 ●●● ●●〇 ●〇〇
安定性 ●●● ●●〇 ●●〇
重さ(27.0cm) 290g 285g 255g
ドロップ 0mm 5mm 5mm
走力 5時間~完走 4時間~完走 3時間~4時間
価格 ¥ 29,700 (税込) ¥ 17,600 (税込) ¥ 11,000 (税込)

 

▼メタライドやグライドライドについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もおすすめ!

エボライドの特徴とは?

エボライドにはガイドソール以外にもさまざまな特徴があります。ここからは、エボライドがどのようなシューズなのか詳しく紹介します。

シリーズの中で最も軽量・低価格なシューズ

アシックス エボライド2

エボライドはシリーズの中で最も軽量で、メタライド・グライドライドよりも30gほど軽く、ジョギングのスピードが速くなっても快適に走れるように作られています。

 

さらに、シリーズの中で最も安いシューズなので購入しやすくコスパが良いのも大きな魅力です。

反発性に優れたミッドソール

アシックス エボライド2

ミッドソールには「FLYTEFOAM PROPEL」が使用されており、クッション性だけでなく反発性も優れています。

 

地面からの反発力を推進力に変えられることもスピードを出しやすくなっている要因になっています。練習やレース中のペースの変化にも対応しやすいでしょう。

耐摩耗性が高いアウトソール

アシックス エボライド2 アウトソール

耐摩耗性が高いアウトソールを使っているので、普段のジョグ・ロングジョグ・LSDなどで長い距離を走るときでも使いやすいです。グリップ性などの必要な機能を残しつつ、耐久性を向上しているため思いっきり走れるでしょう。

前モデルと何が変わった?進化したポイントをチェック

エボライドは改良され続けており、第2世代の「エボライド2」が2021年2月19日に発売されました。ここからはエボライドが前モデルとどのような点が変わったのか紹介します。

さらに軽く・クッション性が向上

エボライドとエボライド2の比較

走行効率はそのままでクッション性が向上しており長い距離にも対応していますが、重量はさらに軽くなっているのが大きな変更点。

 

エボライドは27.0cmで255gでしたが、エボライド2では27.0cmで232gと20gほど軽量化されており、さらにランニングの快適さが増しています。

足の中のゆとりがあるフィット感

エボライド2のアッパー

エボライド2は前作よりもシューズの中が少し幅広に作られています。このことによって、シューズ内に自然なゆとりが生まれ、窮屈さを感じることなく適度なフィット感で走れるでしょう。

走行時の安定感がアップ

アシックス エボライドのアウトソール比較

出典:(左)Amazon/(右)楽天市場/ステップスポーツ楽天市場店(加工:記助)

アウトソールがさらに平らになったことにより安定感も高まっています。軽くなって今までよりもスピードを出したとしても、ブレずにしっかりと走れるでしょう。

エボライドはどんな人に向いている?

ランニングシューズを選ぶときは、自分の走力や用途に合わせることが大切です。ここからはエボライドがどのような方に向いているか紹介します。

マラソン3~4時間を目指すランナーのレース用

マラソンに出るランナー

出典:PIXTA

マラソンを3~4時間で走る方であれば、レース本番のシューズとして活躍します。軽量でほど良いクッション性があるので、脚のダメージを抑えて最後までしっかりと走れるでしょう。

 

普段の練習では、テンポ走(ペース走)などのマラソン本番のペースに近い練習で使うのが適しています。

サブスリーランナーの練習用・ジョグ用シューズ

マラソンレースに出るランナー

出典:PIXTA

サブスリーなどの上級者であれば、軽くて走りやすいので普段のジョギングで快適に走れます。また、リカバリージョグのようなゆっくりなペース少し早いペースのジョグまで対応しています。

コスパが良いアシックスのエボライドで快適に走ろう!

エボライド2

エボライドはアシックスの中でも価格が安く軽くて走りやす高コスパモデルのシューズです。マラソンを4時間以内で走るランナーであれば、練習用からレース本番まで幅広く活躍します。

 

コスパが良いシューズを探している方であれば、是非普段の練習からレースで使ってみてください。

ITEM
アシックス エボライド 2【メンズ】
●素材:〔アッパー〕合成繊維 、〔アウターソール〕ゴム底・合成底
●重量:232g(27.0cm)
●サイズ:24.0〜32.0cm
ITEM
アシックス エボライド 2【レディース】
●素材:〔アッパー〕合成繊維、合成樹脂、〔アウターソール〕ゴム底、合成底
●重量:190g(24.0cm)
●サイズ:22.5〜26.5cm

 

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記助
記助

元800mランナー。100mからマラソンまで、観戦するのも走るのも好きです。楽しく走る方法や速く走るためのトレーニングを主に公開するので、お役に立てたら幸いです。