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四股を踏む様な姿勢を取る「相撲スクワット」
相撲スクワットとは、相撲の四股を踏む様に大きく足幅を広げた状態で行うスクワットです。
通常のスクワットで使う、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群、大臀筋を使います。
中でも通常のスクワットと比較して内転筋群へ強く刺激が入る点が特徴です。
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撮影:natsumi0316
特に女性は内ももの筋肉が弱い方が多いため、積極的にトレーニングへ取り入れていきましょう。
美脚・美尻を目指せるトレーニング
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内ももの筋肉は、日常生活でもあまり使わない部位なのでたるみやすい部分です。
内ももを引き締めることによって、正面から見た脚のラインが引き締まります。
また内ももは下腹部との繋がりも強いです。ぽっこりお腹が気になる方は、お腹のトレーニングと合わせて実施してみることをおすすめします。
さらに相撲スクワットを取り入れることで、美尻効果も期待できます。
スクワットの動作そのものがお尻に刺激が加わるメニューですが、相撲スクワットはよりお尻全体を使うことが出来ます。
丸くて綺麗なヒップラインを目指したい方にオススメのトレーニングです。
骨盤底筋群を鍛える効果も
骨盤底筋群とは、骨盤の底にある筋肉のこと。恥骨から尾骨にかけてある筋肉で、下から臓器を支えてながら、尿道や肛門を締める働きがあります。
骨盤底筋群が弱くなると、尿漏れなどのトラブルを引き起こします。
特に女性は年齢を重ねることや出産などを通して、この骨盤底筋群が弱くなるケースも多いです。
相撲スクワットは、この骨盤底筋群の強化にも効果が期待できるとされています。
ワイドスクワットと相撲スクワットは何が違う?
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脚を大きく開いたスクワットとして、ワイドスクワットというメニューもあります。
呼び方が異なるだけで、基本的なトレーニング方法や効果は同じです。
ただ、「ワイドスクワット」よりも、「相撲スクワット」というワードを聞いた方が動きのイメージしやすいですよね。
トレーニング経験があまりない方は、相撲スクワットとして認識しておくと取っ掛かりやすいかもしれません。
相撲スクワットの正しいやり方・フォーム
ここからは、正しい相撲スクワットのやり方を写真付きで解説していきます。
<手順>
- 肩幅よりも広く脚を広げ、膝とつま先を少し外に開く。
- お尻を膝よりも深く下げて相撲で四股を踏む様な姿勢を取る。
- 直立の状態まで戻す。
- 2〜3の動作を繰り返す。
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<回数・頻度>
・10〜15回×2〜3セット
・自重で実施する場合や、筋肉痛が残らなければ、毎日実施しても問題ありません。
・トレーニング強度が高い方は週1〜2回程度でOK。
<Point>
・膝がつま先よりも大きく前に出ないようにする。
・背中が丸まらないよう胸を張り、腰を起こしておく。
・膝が内側に入らないように注意する。膝とつま先の向きを常に揃えておくこと。
→膝が内に入りやすい方は、トレーニングバンドを使うのがおすすめです。
ITEM
STEADY/エクササイズゴムバンド
・5段階負荷(5本セット)
・素材:100%天然ラテックス使用
バンドを腿に巻くだけで、膝のラインを整えることができます。
美脚・美尻を目指すなら相撲スクワットにチャレンジ!
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相撲スクワットについて詳しくご紹介してきました。
通常のスクワット同様に、大腿部から臀部、内ももを鍛えたい方におすすめです。
特に女性は内ももの筋力が弱いケースが多いですし、ヒップアップを目指したい方も多いでしょう。
相撲スクワットはぜひ取り入れたいメニューの一つです。
また、ワイドスクワットとトレーニングの方法や効果は同じです。
ただ動きのイメージがしやすいかと思いますので、トレーニング経験のない方は相撲スクワットとして認識してチャレンジするのが良いでしょう。
美脚・美尻を目指したいトレーニング初心者の方は、ぜひ相撲スクワットをトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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