【AirPods Pro】はランニングや運動で快適に使える?ランナーの目線でレビューしてみた

街中でワイヤレスイヤホンを使う人は今やメジャーになりました。特にiPhoneなどAppleユーザーなら、相性が良い『AirPods Pro』を使いたい人も多いですよね。ランニング中などスポーツで使う時の快適度はどのくらいでしょうか?今回は、AppleのAirPods Proについて、汗に強いかどうか、足音や振動についてなど、ランニングでの快適性をレビューしていきます。

記事の目次

  • ワイヤレスイヤホンはランニングの必須アイテム
  • さらに落ちにくくなった「AirPods Pro」!従来の「AirPods」との変更点とメリット
  • iPhoneとの相性抜群!AppleユーザーならAirPods Proは操作性快適〜〜!
  • いいことばかりではない!AirPods Proのデメリット
  • それでもAppleユーザーに激推ししたい!AirPods Proで快適に走ろう

アイキャッチ画像出典:PIXTA

ワイヤレスイヤホンはランニングの必須アイテム

AirPodsをつけて走る女性

出典:PIXTA

ランニングをするときに音楽を聞く方は多いですが、近年ではワイヤレスイヤホンを使う方が増えています。

 

iPhoneユーザーの方であれば、イヤホンジャックが廃止(従来のイヤホンジャックがなくなり、充電ケーブルのUSBタイプC型と一体に変更)になったことで、ワイヤレスイヤホンに切り替えた方も多いですよね。

 

また、今はスマホのアプリでランニングの記録を取ることもでき便利なので、ランニング中にスマホを携帯する方は多いでしょう。そこで、ワイヤレスイヤホンであればコードが揺れたり引っ張られたりすることがなく、ストレスなくランニングできます。

 

ワイヤレスイヤホンの種類は多いですが、その中でもAppleの「AirPods」は、Appleユーザーを中心に根強い人気があります。

さらに落ちにくくなった「AirPods Pro」!従来の「AirPods」との変更点とメリット

AirPods Pro

AppleのAirPodsシリーズには、無印(現在では第二世代)だけでなく高性能な「AirPods Pro」もあります。

ここからは、従来の「AirPods」から「AirPods Pro」になった変更点を紹介します。

インナーイヤー型からカナル型になりフィット感UP

AirPodsとAirPods Pro

出典:(左)Amazon/(右)Amazon(加工:記助)

従来のAirPodsはインナーイヤー型というタイプであり、耳に引っ掛けるタイプのイヤホンでした。そのため、イヤホンを落としてしまう不安を抱える方が多かったです。

そこで、AirPods Proでは耳の穴にセットするカナル型になり、フィット感が高まることで落下する不安感が軽減し、ランニングなどのスポーツでも使いやすくなっています。

ステムが短くなりシャープさが増したデザインに

コンパクトなデザインのAirPods Pro

出典:PIXTA

Proでは従来のAirPodsよりもステム(柄の部分)が短くなり、シャープなデザインになっています。従来のAirPodsよりも「耳から何か出ている」という印象が少なくなり、おしゃれさが増しました。

また、ステムが短くなったことで、イヤホンと耳との接触機会が減っており、さらに落ちにくくなっています。

耐水仕様に変更

AirPods Pro

出典:PIXTA

Proは耐水仕様(IPX4)であり、雨や汗に強くなっています。そのため、ワークアウト中は雨や汗などを気にすることなく、集中してランニングできるでしょう。

しかし、防水仕様ではないのでポケットに入れて洗濯してしまうと使えなくなってしまうので、注意が必要です。

3Dサウンド対応でより臨場感UP

AirPods Pro

AirPods Proは通常のイヤホンと違い3Dサウンドに対応しています。3Dサウンドとは、映画館のように前後左右にスピーカーがあるように音楽を聞ける仕組みのことです。

 

従来のイヤホンのような閉塞感が少なく、ランニング中はまるで音楽が鳴っている空間の中を走っているような感覚を楽しめます。また、ランニング以外でも映画などのエンタメを楽しみやすくなっています。

iPhoneとの相性抜群!AppleユーザーならAirPods Proは操作性快適〜〜!

AirPods Proは同じAppleのiPhoneとの相性が良いです。ここからは、AirPods Proのよりランニングシーンに適した使い方を紹介します。

iPhoneなら接続・操作面のストレスがない

AirPods ProとiPhone

AirPods ProはApple製品との相性が良く、接続や操作性が優れています。ワイヤレスイヤホンはBluetooth接続であるため、有線よりも接続が途切れたり遅延したりすることが多いです。

 

そこで、同じメーカーであるiPhoneとAirPods Proの接続は比較的安定しており、途中で途切れることが少なくストレスは小さいでしょう。

また、iPhoneであればAirPods Proの接続や起動が早いため、走り出したいときにすぐに音楽をかけてランニングできます。

ノイズキャンセリング機能と外部音取り込みモードで外の音が聞こえやすい

市街地を走る女性

出典:PIXTA

ノイズキャンセリング機能を搭載しており、自分の足音などが響くことを抑えられます。また、外部音取り込みモードを使うことで、周囲の車や自転車などの音をしっかり拾うことができるので安全性が高いです。

つまむ動作で操作可能

AirPods Pro アップ

出典:PIXTA

従来のAirPodsはイヤホンをタップすることで操作できました。しかし、ランニング中など頭が上下動するスポーツ中だと操作がしにくい感じます。

AirPods Proはステムをつまむことで曲のスキップなどの操作ができるので、走りながらでも簡単に操作しやすいでしょう。

ITEM
Apple AirPods Pro
●重量:5.4 g
●再生時間:最大4.5時間の再生時間
●耐汗耐水性能(IPX4)

いいことばかりではない!AirPods Proのデメリット

AirPods Proはメリットが多いですが、中にはデメリットに感じてしまうこともあるので注意が必要です。ここからは、AirPods Proを使うときの注意点や、ランニングで使う時に少し気になった点を紹介します。

慣れるまでに時間がかかることも

AirPods Pro

AirPods Proは耳を塞ぐカナル型のため、圧迫感・閉塞感などが苦手な方もいます。しかし、ある程度圧迫感がないと耳から簡単に落ちてしまうでしょう。

もし圧迫感や閉塞感が気になる方であれば、カナル型の装着感には慣れるまで使い続ける必要があります。

落ちるリスクはゼロではない

AirPodsをつけて走る男性

AirPods Proは従来のAirPodsよりも落下しにくくなっていますが、落ちるリスクはゼロではないので注意が必要です。

例えば、イヤホンと耳のフィットが甘かったり、イヤーチップのサイズが合っていなかったりすると落ちやすくなります。

また、使い続ける内にイヤーチップの表面が消耗することでフィット感も薄れていくので注意しましょう。

足音は少なからなず響く

ランニングのイメージ画像

また、そのままの接続した状態で何もしないと自分の足音が響いてしまいます。これは、カナル型のイヤホンで耳を塞いで使うものなので仕方ありません。

AirPods Proの設定でノイズキャンセリング機能を使うことで軽減できますが、多少は響いてしまうでしょう。また、AirPods Proの操作に慣れないとデメリットを多く感じてしまうかもしれません。

それでもAppleユーザーに激推ししたい!AirPods Proで快適に走ろう

AirPodsをつけて走る男性

出典:PIXTA

AirPods Proは臨場感があるサウンドを楽しめるだけでなく、ランニング中でも外部の音も聞こえる消えるので安全性が高いワイヤレスイヤホンです。特にiPhoneユーザーであれば、接続のストレスがないので使いやすいでしょう。

 

従来のAirPodsからデザインが変更になったことで耳から落ちにくくなり、汗や雨に強い仕様になりました。

 

先日の日本選手権でも、ウォーミングアップ中にAirPodsを使っている選手は多く見かけています。是非、iPhoneユーザーの方で普段から走る方は試してみてください。

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記助
記助

元800mランナー。100mからマラソンまで、観戦するのも走るのも好きです。楽しく走る方法や速く走るためのトレーニングを主に公開するので、お役に立てたら幸いです。