アディダスのランニングシューズおすすめ16選!人気モデルを比較紹介

アディダスのランニングシューズを男女別にまとめました。自分に合うモデルをチャートで確認してランニングシューズを選びましょう!アディダスは、1948年の創業以来、マラソンの世界記録樹立に貢献し続けてきました。自己ベスト更新を狙うシリアスなランナーから、健康づくりメインのジョガーまで対応できる幅広いラインナップが特徴です。レディース・メンズのバリエーションやカラーの種類も豊富なアディダスのラインナップの中から、あなたに最適の一足を選ぶための方法について解説していきます。

記事の目次

  • 世界中から支持される、アディダスのランニングシューズ!
  • アディダスのランニングシューズの選び方をチャートで確認!
  • アディダスのランニングシューズ おすすめ【初心者・完走目標ランナー向け】
  • 中級者・サブ4~サブ5向けのアディダスおすすめシューズ
  • アディダスの上級者・サブ3~サブ3.5向けおすすめシューズ
  • デザイン性と機能性を兼ね備えたアディダスのランニングシューズ

アイキャッチ画像出典:Facebook/adidas

世界中から支持される、アディダスのランニングシューズ!

アディダスの創業者、アドルフ・ダスラー(ADIDAS=アディ+ダスラー)はもともと靴職人でした。それだけにとりわけシューズに関するこだわりは強く、マラソンの分野でも数多くの世界記録を打ち立てたランナーに愛されてきました。

アディダスのシューズを支える「BOOSTテクノロジー」とは

adidas boost

出典:amazon

アディダス独自のクッショニングテクノロジーが「BOOST」です。

BOOSTの正体は新素材、熱可塑性ポリウレタン発泡粒子(E-TPU)を利用した5〜10mmの非常に小さな粒子です。この粒子の中にはいくつもの小さな空気の部屋とでも呼ぶべきものがあり、その部屋がひとつのゴム風船のようなクッション性を持っています。これがBOOSTを使用したシューズを履いた時に感じる、「柔らかいけれどふわふわしていない」という印象の正体です。

 

BOOSTは着地の瞬間に衝撃を吸収するだけでなく、すばやく反発力に変えます。厚底の柔らかいシューズにありがちな、着地した時に一瞬沈み込む感じではなく着地の力がダイレクトに推進力に変わります。

 

BOOSTを使用したシューズで走ると着地した瞬間に足が前に押し出されるようなような力が働くことで、いつものシューズよりも加速する感じが味わえます。また、一般的なランニングシューズのソールに用いられるEVA素材よりもへたりにくく、温度の影響を受けにくいです。

BOOSTテクノロジーについては、こちらの記事も参考に

アディダスのランニングシューズの選び方をチャートで確認!

アディダスのランニングシューズは、軽量でソールの薄いタイプが多くなっています。通気性にも優れているため、蒸れにくく快適に走ることができます。そのデザイン性の良さからタウンユースとしても人気が高いです。横幅の作りは若干狭めとなっています。

 

メンズのチャート】

アディダスのランニングシューズチャート表(レディース)

出典:adidas

【レディースのチャート】

アディダスのランニングシューズチャート表(レディース)

出典:adidas

【選び方 2つのコツ】

1.自分の走りのレベルで決める

履くランナーにより合うシューズが異なります。まずは、完走することを目標としている初心者なのか、サブ3や3.5などを目指している上級者なのか、自分のレベルを考えてみましょう。チャートの左側ほど上級者向けのシューズとなっています。

 

2.ブースト(クッション)で決める

ブーストの含有率が高いほど強い反発力とクッション性能があり、低いほど安定性があるシューズになります。自分の走り方や好みを考えて選んでみましょう。

アディダスのランニングシューズ おすすめ【初心者・完走目標ランナー向け】

アディダスのランニングシューズは、ビギナーの脚にも優しいクッションの効いたULTRA BOOSTから、フルマラソンでタイムアップを目指すようなランナーのためのアディゼロまで、様々なタイプが用意されています。一番選びやすいのは、自分の今の現状と、目標を考えて選ぶこと。比較しながら紹介していきます。

普段遣いからジョギングまでカバーする『ULTRA BOOST 20』

ランニングシューズは欲しいけれど、「いかにも」なデザインはちょっと…という方におすすめなのがULTRA BOOST 20です。従来のULTRA BOOSTに比べて20%増量されたBOOSTフォームの威力は絶大、かつてない反発力が異次元の履き心地を生みました。

ビギナーの方だけでなくしっかり走るランナーのリカバリー用にも最適です。ストリートファッションではマストアイテムのダッドスニーカー風のスタイリッシュなデザインも特徴です。

ITEM
ウルトラブースト 20【メンズ】
●重量:310 g(27cm 片足)
●サイズ:22.0~31.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール 22 mm / 前足部 12 mm)
ITEM
ウルトラブースト 20【レディース】
●重量:310 g (24cm 片足)
●サイズ:22.0~28.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:22 mm / 前足部:12 mm)

 

▼最新作のウルトラブースト21が登場!レビューはこちら

通気性が良い『ULTRABOOST CLIMA』

ウルトラブーストクライマは足元の通気性がよいことが特徴の一つのモデルとなっています。しなやかなプライムニットアッパーに吸湿性に優れたクライマ糸を使用することによりフィット性を実現しつつ、足元の通気性を確保し、快適に保ちます。装着すると足が全く蒸れずに不快感を感じることはないでしょう。ただし通気性の良さから雨天には弱いです。ウルトラブーストをベースとしているので走り心地にも問題はありません。

ITEM
ウルトラブースト クライマ【ユニセックス】
●重量:303 g(27cm 片足)
●サイズ:22.0~33.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:29 mm / 前足部:19 mm)

完走請負人シューズ『SOLAR BOOST』

フルマラソン完走を狙う方におすすめなのがSOLAR BOOSTです。着地の時のプロネーション(足が外や内側に倒れ込むこと)を防ぎ安定した走りを実現します。快適なクッション性で長時間のランでも足に優しいので、ウルトラマラソン用のシューズとしてもおすすめです。

ITEM
ソーラーブースト 19【メンズ】
●重量:314 g(27cm 片足)
●サイズ:24.5~30.5 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:32 mm / 前足部:22 mm)
ITEM
ソーラーブースト 19【レディース】
●重量:245 g(24.0cm 片足)
●サイズ:22.0~26.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:32 mm / 前足部:22 mm)

着地のブレを防ぐ『SOLAR GLIDE』

ソーラーグライドもソーラーブースト同様ランニングを始めたばかりの方にもおすすめなサポートシューズとなります。靴紐を結ぶことによりサイドからサポートし、着地時の横ブレを効果的に防ぐ構造になっています。それ以外のソールなどはソーラーブーストと同様、着地衝撃は柔らかく、足にやさしいです。ソーラーブーストと比べ、価格も低く設定されています。

ITEM
ソーラーグライド【メンズ】
●重量:306 g(27cm 片足)
●サイズ:22.0~33.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:32 mm / 前足部:22 mm)

ITEM
ソーラーグライド【レディース】
●重量:256 g(24cm 片足)
●サイズ:22.0~29.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:32 mm / 前足部:22 mm)

初レースならロングセラーモデル『アディゼロ ボストン』

初めてのレース、シューズは何を選べばいいだろう?という方に、おすすめなのがボストンです。ボストンは長く愛されてきたシューズですが、進化したブーストテクノロジーを得てさらに高いクッション性を得ました。高い衝撃吸収力と安定した着地というボストンの伝統をしっかり受け継いだ最新モデルです。

ITEM
アディゼロ ボストン8【メンズ】
●重量:238 g(27cm 片足)
●サイズ:24.5~30.5 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:29 mm / 前足部:19 mm)
ITEM
アディゼロ ボストン8【レディース】
●重量:202 g (24cm 片足)
●サイズ:22.0~29.0 cm
●ミッドソールドロップ:10 mm (ヒール:29 mm / 前足部:19 mm)

▼最新作の「ボストン9」について、こちらの記事で詳しくレビュー!

中級者・サブ4~サブ5向けのアディダスおすすめシューズ

チャレンジサブ4!を目指すなら『アディゼロ RC』

ランナー最初の登竜門といえるのがサブ4です。サブ4を狙うランナーから三時間半切りを目指すランナーには、反発力と衝撃吸収力のバランスのとれたモデルがおすすめ。中でもアディゼロの中級者用シューズ、RCが最適です。

足の甲を包み込むようなホールド感と軽量さでやや厚めのソールながら気持ちの良いリズムで走れるシューズです。

ITEM
アディゼロ RC 2【メンズ】
●重量:198 g(27cm 片足)
●サイズ:24.5~31.0 cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm (ヒール 21.5 mm / 前足部 12 mm)
ITEM
アディゼロ RC 2【レディース】
●重量:198 g(24cm 片足)
●サイズ:24.5~31.0 cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm (ヒール 21.5 mm / 前足部 12 mm)

▼最新作の「アディゼロ RC 3」については、こちらの記事で詳しく解説!

レースで自己ベストを狙うなら『アディゼロ ジャパン』

軽量でクッションよりも反発性を重視しているのが特徴です。フォアフットで自然に走れるレベルの人であれば、スピードに乗って履きこなせます。5は従来のアディゼロジャパンに比べて少し幅が広くなり、安定感が増しました。サブ4を達成し、もう少しタイムを縮めたい人に最適なシューズです。

ITEM
アディゼロ ジャパン 5【メンズ】
●重量:224 g(27cm 片足)
●サイズ:23.0~31.0 cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm(ヒール:21.5 mm / 前足部:12 mm)
ITEM
アディゼロ ジャパン 5【レディース】
●重量:224 g(27cm 片足)
●サイズ:23.0~31.0 cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm(ヒール:21.5 mm / 前足部:12 mm)

▼「アディゼロ ジャパン5」については、こちらの記事も参考に!

アディダスの上級者・サブ3~サブ3.5向けおすすめシューズ

サブ3を目指すなら『アディゼロ タクミ セン』

マラソン大会完走者の中で約3%と言われるサブ3ランナー、それを目標に走る方におすすめがアディゼロの中でももっともシリアスランナー向けと言われるタクミです。タクミ=薄底シューズの代表格と言われていますがタクミセン6になり、ライトストライクの採用やブーストの増量により反発力も強化されました。

着地時のブレが少なくダイレクト感を好むランナーには嬉しい仕上がりです。

ITEM
アディゼロタクミ セン 6【ユニセックス】
●重量:197 g(27cm 片足)
●サイズ:22.0~30.5 cm
●ミッドソールドロップ:5 mm

いよいよ登場!アディダス初のカーボンプレートシューズ『アディゼロ プロ』

新開発の「CARBITEXカーボンプレート」を搭載したシューズがアディゼロ プロです。着地時の柔軟性と蹴り出し時の反発により高い推進力を実現しました。

 

アディダス独自のブーストフォームに加えて一般的に使用されるEVA(合成樹脂)より40%も軽量な新素材ライトストライクが採用されるなどこれまでのアディダスの集大成的なシューズに仕上がっています。

 

ただしライバルと目されるナイキの厚底シューズ、アルファフライやネクスト%よりはやや重めなこととや、ソールにしっかりとした滑り止めが施されていて毎日でも使える仕上がりなのを考えるとレース専用というよりも、より汎用性をもたせたシューズといえるでしょう。

耐久性も高いことから、まずはサブ3〜3.5を狙うランナーの方が練習用で試して、もしジャストフィットするならレースでも履くという使い方をおすすめします。

ITEM
アディゼロ プロ【メンズ】
●重量:240 g(27cm 片足)
●サイズ:25.0~30.0 cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm(ヒール:21.5 mm / 前足部:12 mm)
ITEM
アディゼロ プロ【レディース】
●重量:198g (27cm 片足重量)
●サイズ:22.0〜28.0cm
●ミッドソールドロップ:9.5 mm(ヒール:21.5 mm / 前足部:12 mm)

 

▼「アディゼロ プロ」についてさらに詳しく解説している記事はこちら!

 

▼五本指カーボンの「アディオス プロ」のレビューはこちら!

デザイン性と機能性を兼ね備えたアディダスのランニングシューズ

女性ランナー ランニングシューズ

出典:PIXTA

アディダスのランニングシューズは、初心者はもちろん、上級者も満足できる機能性をしっかりと備えているので幅広い方から人気があります。また、機能面だけでなくデザインも魅力的なので、タウンユースとして履くのもおすすめですよ。

ランニングシューズを探している人はこちらの記事もおすすめ!

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