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牛肉にはダイエットに有効な成分がたくさん含まれている
牛肉には痩せやすい体づくりに欠かせない栄養素がたくさん含まれています。ひとつずつご紹介していきます。
筋肉のもとになるたんぱく質
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たんぱく質、糖質(炭水化物)、脂質は私たちの体にとってとても重要で「三大栄養素」と呼ばれています。たんぱく質は筋肉や血液、臓器などの主成分です。たんぱく質が不足すると、筋肉量や免疫の低下、髪や肌のトラブルなどが生じます。
特に筋肉量が低下すると、基礎代謝が減少し、カロリーを消費しにくくなるので痩せにくい体になってしまいます。牛肉は良質なたんぱく質が豊富に含まれているので、ダイエット中は積極的に食べたい食材です。
貧血予防のヘム鉄
ヘム鉄は貧血対策に欠かせない成分です。牛肉の中でも特に赤身肉やレバーにたくさん含まれているので、貧血でお困りの方は積極的に食べてみましょう。
脂肪燃焼をサポート!L-カルニチン
L-カルニチンは脂肪燃焼をサポートする栄養素です。牛肉は部位によっては、脂質もたくさん含まれていますが、牛肉の赤身にはL-カルニチンが豊富に含まれています。
ダイエット中におすすめの牛肉の部位は?
牛肉は部位によってカロリーや脂質量が違うので、ダイエットに向いている部位と、そうでない部位があります。またダイエット中お肉を食べるとしたら牛肉、豚肉、鶏肉どれが一番最適なのかということも合わせて紹介します。
部位によってカロリーと脂質量が大きく違う!
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スーパーなどで売っている和牛の主な部位のカロリーと脂質(100gあたり)
部位 |
カロリー |
脂質 |
肩ロース |
411kcal |
37.4g |
牛もも |
191kcal |
10.7g |
牛ヒレ |
133kcal |
4.8g |
牛バラ |
517kcal |
50.0g |
サーロイン赤身 |
317kcal |
25.8g |
サーロインや牛バラなど肉に脂がのっている部位は高カロリー、高脂質ですが、牛ももや牛ヒレなどは脂身が少いです。赤身が多い肉は低カロリー、低脂質ということがわかります。ダイエット中に食べるなら、低カロリー、高たんぱく質、低脂質の赤身肉を選ぶようにしましょう。
鶏肉と豚肉とのカロリーと脂質量、L-カルニチンの含有量も比較してみよう
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鶏肉、豚肉、牛肉のカロリーと脂質、L-カルニチンの含有量を比較していきます。
もも赤身(100gあたり)
|
カロリー |
脂質 |
鶏肉(皮なし) |
116kcal |
3.9g |
豚肉 |
128kcal |
3.6g |
和牛肉 |
191kcal |
10.7g |
鶏肉、豚肉、牛肉含まれるL-カルニチン量(100gあたり)
鶏肉 |
10.2mg |
豚肉 |
21mg |
牛肉 |
76mg |
上記の表からカロリー、脂質ともに鶏肉が一番ヘルシーということがわかります。
しかし、鶏肉と豚肉のカロリーと脂質を比べると牛肉が一番高い数値ですが、L-カルニチンの値は圧倒的に牛肉が一番多いです。よってカロリーや脂質だけでダイエットに向き、不向きであるとは判断しがたいということが言えます。
牛肉を食べながら効果的にダイエットする方法
牛肉はダイエットの味方になってくれる食材ですが、好きなだけおなかいっぱい食べていいわけではありません。痩せやすい体を作るためには、食べる量を気を付けたり、薬味で工夫したり、適度な運動が必要です。
1日に食べる量を守る
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一食分の目安は女性の手の平におさまるくらいで、週に数回赤身肉を食べるようにしましょう。食べる時間帯は活動量が多く、エネルギーに変換されやすいお昼がおすすめです。
牛肉の調理法はなるべく加工せず、焼肉やステーキなど原形に近い状態で食べることが大切です。脂身はなるべく切り落として食べましょう。
何グラムまで食べて良いのかは、PFCバランスを考えて、計算してみましょう。
ITEM
タニタ デジタルクッキングスケール
●計量範囲:0〜1000g
●最小表示:0.5g
●計量精度:0gから250gまで/±1g、250gを超え1000gまで/±1.5g
●追加計量(0表示機能):
●オートパワーオフ:約6分
●寸法:W12.0×H2.7×D17.0cm (計量皿/約W12.0×D12.0cm)
参考までに、一般的に1日に目標とされている摂取タンパク質の量は、18歳以上の男性は1日約75グラム以上、18歳以上の女性は1日約60グラム以上とされています。
▼PFCバランスの詳しい求め方は、こちらの記事をチェック!
消化をサポートするために薬味を上手に使う
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効果的にダイエットするためには、調味料や味付けに気を付けましょう。牛肉は消化するまで時間がかかるので、消化をサポートしてくれる薬味を一緒に摂ると良いですよ。わさび、にんにく、しょうが、大根おろしなどがおすすめです。
マヨネーズやタルタルソース、はちみつ、砂糖などの高カロリーな調味料は控えるのが無難です。
適度に運動し、筋力を上げながら牛肉も楽しもう
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適度に運動をして筋肉をつけ、基礎代謝が上がると自然と痩せやすい体になります。牛肉に含まれる良質なタンパク質は筋肉のもとになるので、適度な運動をして筋力を上げるのに効果的です。
牛肉を食べてスタミナをつけながら、筋力UPを目指し引き締まった体づくりを目指しましょう。
ダイエット中にお肉を食べたいなら!こちらの記事も参考に
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