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なお情報については2020年9月現在のものです。最新情報についてはwebなどでチェックをお願いします。
皇居は都内屈指のランニングスポット!ランステも充実!!
東京のランニングスポットといえば真っ先に思い浮かぶのが「皇居」。東京の文字通り「ど真ん中」にあって、アクセスもよく、ランナーのメッカとも呼ばれています。
1周約5kmを信号なしのノンストップで走れることから、ランニングがブームとなる以前から多くのランナーが集まっていました。
そして、自然発生的に皇居周辺の銭湯が着替えと荷物預かりのサービスを始めたことから銭湯を起点に走るランナーが出現しました。
さらに2007年の東京マラソン開始に歩調を合わせるようにランナーにロッカーとシャワーを提供する「ランニングステーション」が登場、ますます皇居周辺を走るランナーが増えていったという歴史があります。
皇居周辺のランステと、銭湯について地図にまとめてみました。
それぞれどんな特徴があるのか、使いやすさや料金、アクセスなどを紹介していきたいと思います。
ロッカーやシャワー以外のサービスが充実!ランニングステーション7選+穴場スポット
ランニングステーションと一口に言っても各店舗で料金やサービスもさまざまです。また、イベントが豊富だったり食堂や治療院が併設されていたりとそれぞれ特色があります。
ランニングステーションで気をつけたいポイント
・混んでいる時間帯:仕事帰りに立ち寄る人が多いことから18時〜20時が混みやすい
・空いている時間帯:20時以降は比較的空いている
・気をつけたいマナー等:シャワーブースが限られているので混んでいる時間はなるべく速やかに済ませる。シューズは必ずロッカーの中もしくは更衣室内の指定された場所に置くようにして入り口に放置しない。
それでは、皇居周辺のランニングステーーションについて紹介していきます。
皇居から近い!【①ジョグリス】
撮影:著者
東京FMの地下にあることからラジオ番組と連動したイベントなども行っています。自転車預かり(有料)もあるので自転車通勤の方にもおすすめです。
ジョグリスからスタートするといきなり下り坂なのでテンションを上げてスタートしたい方にもぴったり。店舗を出て、左の横断歩道を渡ればすぐ皇居で、ストレッチや準備運動できるスペースがあります。また木曜日は「ラン木」サービスとしてバスタオルのレンタルが無料です。
料金:750円(月会員2,400円)
住所: 千代田区内麹町1−7 FMセンター地下1F
アクセス : 東京メトロ半蔵門線 半蔵門駅3分
東京メトロ有楽町線 麹町駅6分
ロッカー数:男性90台、女性90台
シャワーブース:男性7基、女性8基
休日: なし
営業時間 : 平日 7:00 〜14:00 16:00〜22:00 /土日祝 7:00 〜 18:00
電話番号:03-3221-6100
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皇居から近い!【②ランピット】
撮影:著者
※新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により9月8日現在営業休止中です。再開の時期等についてはwebページで確認をお願いいたします。
ランピットは皇居から近いだけでなく竹橋駅からもほぼ直結といって近さなのでロスタイムが最小限に抑えられます。
こちらは竹橋スタートなのでいきなり上り坂!そしてラストはフラットな直線になるのでガチな練習をしたい方にはジョグリスよりもこちらの方が向いているかもしれません。
こちらも店舗を出たら道路を渡ればすぐ皇居で、ストレッチや準備運動できるスペースがあります。
料金:900円(月会員3,600円〜)
住所: 千代田区一ツ橋1−1ー1 パレスサイドビル1F
アクセス : 東京メトロ半蔵門線/都営新宿線・三田線 神保町駅5分
東京メトロ東西線 竹橋駅1分
ロッカー数:男性64台、女性90台
シャワーブース:男性6基、女性7基
休日: なし(年末年始除く)
営業時間 : 平日 7:00 〜 22:00 /土日祝 8:00〜18:00
電話番号:03-3286-8921
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打ち上げもOK!アスリート食堂を併設した【10 over 9】
撮影:著者
神田錦町にある10 over 9は一階に鹿屋体育大学が監修したアスリート食堂が併設されているのでラン後のちょっとした打ち上げにも便利です。
10月からは本格的にランニングクラブも立ち上げるそうなのでこれから本格的に走りたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。
料金:700円〜(月会員2,900円)
住所: 千代田区神田錦町3−21
アクセス : 東京メトロ半東西線 大手町駅75分
東京メトロ東西線 竹橋駅3分
ロッカー数:男性66台、女性58台
シャワーブース:男性4基、女性5基
休日: なし(年末年始除く)
営業時間 : 平日 7:00 〜 21:00 /土日祝 8:00〜20:00
電話番号:03-3233-6555
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穴場のランステ?日比谷ライドはイベントが充実
撮影:著者
ランステの元祖、「ランナーズステーション」の流れを組むのが日比谷ライドです。日比谷公園の地下駐車場の一角にあるので、外からはちょっとわかりにくい穴場のスポットとなっています。
日比谷ライドでは一般の市民ランナーの方がランニングサポーターとして自己ベストを狙うようなガチなトレーニングから東京の名所をランニングで回る街ランイベントまでたくさんのイベントを用意しています。
また「ライド」というネーミングのとおり自転車預かりスペースも合計117台と充実しています。
料金:800円
住所: 千代田区日比谷公園1−2(日比谷門入り口)
アクセス : 東京メトロ千代田線・/日比谷線/都営三田線/半東西線 徒歩5分
ロッカー数:男性60台、女性60台
シャワーブース:男性5基、女性7基
休日: なし
営業時間 : 平日 6:30 〜 23:00 /土 8:00〜20:00 /日祝 8:00〜18:00
電話番号:03-3591-1462
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メーカー直営!ショッピングも楽しめる【ASICS RUN TOKYO 丸の内】
撮影:著者
東京駅にほぼ直結という便利な場所にあるのがアシックプロデュースのASICS RUN TOKYO 丸の内です。
レンタル品も充実しているので、出張ついでに皇居を走ってみたい!という方にも最適です。
カフェスペースやアシックスの専門店も併設しているので皇居ランのついでに最新のウェア、グッズをチェックしてみるのもおすすめです。
また、足型やフォームの計測まで可能なのはさすがアシックスの専門店だけありますね。
料金:800円(月会員5,400円)
住所: 千代田区丸の内2−5ー2三菱ビル地下1F
アクセス : 東京メトロ丸の内線 東京駅M3出口0分
JR東京駅から3分
ロッカー数:男性66台、女性54台
シャワーブース:男性6基、女性6基
休日: なし
営業時間 : 平日 6:30 〜 14:00 15:00〜21:30 /土日祝 7:30〜19:00
電話番号:03-6259-1601
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料金の安さなら【ラフィネランニングスタイル神田店】!
撮影:著者
ラフィネランニングスタイル神田店はビジター料金が600円と最も安く設定されています。月会員制度はありませんが、回数券(10枚5,800円〜)もあるので不定期に皇居を走るならこちらの購入がおすすめです。
レンタル用品が充実しており、しかも一品でもレンタルを利用すればシューズレンタルが無料になります。つまりバスタオル(150円)をレンタルすればシューズも無料で借りられるので荷物を増やしたくないという方にはありがたいサービスです。
治療院も併設されているので走っていて気になる部分があれば利用してみてはいかがでしょうか。
料金:600円(回数券10枚つづり5,800円)
住所: 千代田区内神田1丁目8−1 三井ビル 1階
アクセス : 東京メトロ丸の内線 東京駅M3出口0分
JR東京駅から3分
ロッカー数:男性66台、女性54台
シャワーブース:男性6基、女性6基
休日: なし
営業時間 : 平日 6:30 〜 22:00 /土日祝 6:30〜20:00
電話番号:03-6273-7221
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話題の最新スポットにある【ラフィネランニングスタイルNEO】
撮影:著者
ラフィネランニングスタイルはもう一店舗、東京の最新スポットである日比谷の東京ミッドタウンにも「Neo」店があります。
こちらもレンタルなどサービスメニューは同じですが、ビジター料金が800円(回数券10枚7,800円)になるのと、治療院は併設されていません。アクセスが便利で地下鉄メトロからほぼ直結、買い物や待ち合わせの前に軽く皇居ラン、といった使い方もできますね。
料金:800円(回数券10枚つづり7,800円)
※支払いはIC交通カードもしくはクレジットカードのみ
住所: 千代田区有楽町 1−1−2東京ミッドタウン日比谷 MB1F
アクセス : 東京メトロ日比谷線日比谷駅0分
JR有楽町駅から5分
ロッカー数:男性68台、女性62台
シャワーブース:男性10基、女性8基
休日: なし
営業時間 : 平日 7:00 〜 22:00 /土日祝 7:00〜20:00
電話番号:03-6205-4858
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意外な穴場?千代田区スポーツセンター
出典:著者
千代田区スポーツセンターはトレーニングルームやプールなどの利用がメインですがロッカー&シャワーのみの利用も可能です。ランニングだけではなくジムトレーニングもしたい方にはうってつけですね。
料金:500円(区民は300円)
住所:東京都千代田区千代田区内神田2ー1ー8
アクセス : 東京メトロ丸ノ内線「大手町」駅下車、徒歩5分
またはJR「神田」駅下車、徒歩5分
休日:第3月曜日
営業時間:平日9:00~21:00/祝日 9: 00-17: 00
電話:03-3256-8444
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ラン後のお風呂はたまらな〜い!皇居近くの銭湯3選
ランニングステーションができた後も皇居ランするなら銭湯!という方も少なくないようです。
ただし荷物預かりはあくまで銭湯の方のご厚意で提供していただいているものです。銭湯には地域の方の社交場という面もあるので、利用する際のマナーには気をつけたいですね。
利用する際に番台で、「ランニング利用します」と告げるのも忘れずに。
銭湯で気をつけたいポイント
・混んでいる時間帯:ランステ同様18時〜20時ですが、それ以降の時間も一般のお客様が入ってくるので混むことがある。
・空いている時間帯:21時以降、また土日は比較的空いている
・気をつけたいマナー等:シューズは持ち込まない(袋に入れてもダメ)、使用した風呂桶などはきちんと戻す、当たり前ですがタオルをお風呂に入れない。
元祖ランナーズ銭湯、稲荷湯
撮影:著者
ビジネス街から近いこともあり、現在でも平日は会社帰りの方がたくさん利用しています。ランニングシューズは持ち込まずに(未だにお店の方に怒られる人がいます!)入り口にあるランニングシューズ専用のラックに置いてください。
シャンプー、ボディソープなどのアメニティはないので持参するかお店で購入を。
料金:470円
住所: 千代田区内神田1−7−3
アクセス : 東京メトロ丸ノ内線「大手町」駅下車、徒歩5分
またはJR「神田」駅下車、徒歩6分
休日: 日曜
営業時間 : 平日 14:50 〜 24:00 / 休日 14:50 〜 22:30
皇居に一番近い銭湯、バン・ドゥーシュ
撮影:著者
※9月8日現在、設備の修理のため休業中です。再開の時期は未定となっているので、こちらのサイトで確認をお願いします。
こちらも稲荷湯と並んで老舗のバン・ドゥーシュで、今回紹介する中では最も皇居に近い銭湯です。湯船は小さめですがその分シャワー台の数は多いので混んでいる時間帯でもそれほど待つことはないでしょう。
ジュースやエナジージェルなどのサンプリングもよくやっていますよ。
シャンプーやボディソープは置いてあります。
料金:470円
住所:東京都千代田区麹町1ー5−4
アクセス:東京メトロ半蔵門線下車、徒歩1分
休日:月曜、水曜、日曜、 祝日
営業時間:平日15:00~23:00/土曜日12:30~23:00
ゆったり過ごせる梅の湯
出典:著者
梅の湯は古書店街で有名な神保町の路地を一歩入ったところにあります。ちょっとわかりにくい場所にあるせいか、稲荷湯やバン・ドゥーシュに比べればそれほど混雑しません。
シャンプーやボディソープは置いてあります。
料金:470円
住所:東京都千代田区神田神保町2ー8−2
アクセス:東京メトロ半蔵門線/都営新宿線、三田線 神保町駅下車、徒歩1分
休日:日曜
営業時間:平日15:00~24:00/祝日 15: 00-23: 00
ランニングステーションと銭湯、どう使い分ける?
皇居ランするならランニングステーションと銭湯、どちらがいいのか迷っている方もいらっしゃるのでは?
それぞれにメリットとデメリットがあるのでシチュエーションなどに応じて使い分けてみるのが良いでしょう。
ランニングステーションを皇居ランで使うメリット・デメリット
出典:PIXTA
■メリット
・アメニティを始め設備が充実している
・シューズからウェアまでレンタル品が充実している
・イベントが豊富
・割安な月会員契約がある
・早朝、昼間(一部例外有り)も利用可能
■デメリット
・シャワーブースが限られているので順番待ちになることも
・シャワーのみなので冬場はちょっと寒い
・ビジター料金だと銭湯より割高
銭湯を皇居ランで使うメリット・デメリット
出典:PIXTA
■メリット
・湯船につかってゆったりできる
・遅い時間帯までやっている
・洗い場が多く待ち時間は比較的少ない
・料金が安く、共通回数券(10枚 4,400円)を使えばさらに割安
■デメリット
・ロッカーが小さく荷物が多いと大変
・ドライヤーなどの設備は昔ながらのもの
・早朝や昼間、日曜日は利用できない
ランニングステーションと銭湯はこう使い分ける!
出典:PIXTA
料金面で見れば、週一回程度走るのであれば銭湯の方が割安です。
逆に週に必ず二回は走る、というのであればランニングステーションの月会員になる方が結果的にはリーズナブルでしょう。
時間帯では走るのが出勤前なら早朝からやっているランニングステーションが、業務終了後の遅い時間帯に走るなら銭湯が便利です。グループランで使うなら洗い場が大きくて混まない銭湯の方が待ち時間は短くなります。なお銭湯は定休日があるので必ず確認してから利用しましょう。
厳選!皇居ランにはこんなグッズがおすすめ
せっかく皇居ランするなら楽しく快適にトレーニングしたいものです。ここでは皇居ランに便利なグッズを紹介していきます。
通勤もOK!なランニングシューズ
仕事帰りに皇居ランしたい、という方の悩みのタネがシューズではないでしょうか。通勤用のかばんに入れるとかさばりますし、毎回レンタルというのもなんだかもったいない…。そもそも銭湯だとレンタル自体がありません。
それならばいっそスーツにでも合わせられるランニングシューズを最初から選んでみてはいかがでしょうか。
ONのランニングシューズは洗練されたデザインで特に黒やグレーを選べばちょっとビジネスライクな格好でも違和感がありません。なにより履いている時の快適性では普通のビジネスシューズよりも遥かに上ですよ。
ITEM
オン クラウド テリー メンズ
サイズ:25.0cm、25.5cm、26.0cm、26.5cm、27.0cm、27.5cm、28.0cm 重量:223g ドロップ:6mm
ITEM
オン クラウド テリー ウィメンズ
サイズ:22.0cm〜28.0cm 重量:223g 7.87oz ドロップ:6mm
仕事帰りに皇居ランに行くならオンオフ兼用のバッグがおすすめ
シューズ意外にもランニング用ウェアやその後の着替え、タオルやアメニティなどなにかと荷物は増えるものです。仕事帰りに立ち寄るのでバッグはビジネス用でも違和感がなく、大容量でスマートなデザインのものが欲しくなります。
スノーピークの3ウェイバッグはビジネスシーンでも十分使えるシックなデザインにも関わらず17Lを確保、それでいてアウトドアブランドならではの高い機能性を備えたバッグです。
ITEM
SNOW PEAK 3WAY BUSINESS BAG
サイズ: 300×140×450mm
容量:17L
重量 1,080g
自販機には頼れない!飲み物はボトルポーチで携帯しよう
皇居周回コースにはコンビニや自動販売機はありません。
もちろん一旦周回コースを外れて周辺のビルなどに立ち寄ってもよいのですが信号を横断しなければならないのでそれがストレス、という方もいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめなのがウェストバッグタイプのボトルポーチです。安定しているので走っていてもノーストレスでランニングを楽しめます。
ITEM
アシックス ボトルポーチ (3013A157)
素材:ポリエステル50%、ナイロン50% 生産地:ベトナム
500mlペットボトル収納可
アシックスのボトルポーチには500mlのペットボトルがしっかり収まるだけでなく小物入れも着いているので手ぶらで皇居ランを楽しめます。ロッカーの鍵をなくさないように入れておくこともできますよ。
ナイトランにはLEDライト
仕事帰りに皇居を走るとなると必然的にナイトランになります。皇居周辺ではちょうど千鳥ヶ淵の交差点から半蔵門の間は道が狭い上に照明が暗くなっています。路面もでこぼこがある上、下り坂でスピードも出るのでヒヤッとした経験があることもいらっしゃるのでは?
そんな時、夜間の視認性を高めて、万一の際には他人からの視認性を向上させるためにはやはりLEDライトが有効です。
ITEM
ジェントスAX-R100
実用点灯時間(約) 15h(赤点灯) ・ 28h(赤点滅) 20h(緑点灯) ・ 38h(緑点滅) 21h(青点灯) ・ 40h(青点滅)
本体サイズ(mm): 約L181×W14.2mm
本体質量:約40g
薄型で手に巻きつけて使えるので着けていても気になりません。照明があるところでは点滅で、暗いところでは点灯に切り替えて使用すると良いでしょう。比較的リーズナブルな価格で購入できるのもいいですね。
快適な皇居ランは自分に合ったランニングステーション選びから
出典:PIXTA
走りやすさに加えて景色の良さ、アクセスの便利さ、そしてランニングステーションやランニング制度のある銭湯も豊富と日本だけでなく世界的にみても皇居周辺ほどランニングに恵まれたロケーションは珍しいでしょう。
今回紹介した施設はどれもさまざまな特色があり、料金にも幅があります。
ひとまずビジターなどで利用してみて最寄り駅や設備など、自分に合った施設を検討してみると良いでしょう。