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アクセスの良さは抜群!日比谷公園
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東京のランスポットといえば「皇居」が有名ですが、実は皇居からすぐの日比谷公園にもランニングコースがあります。日比谷公園は、東京の中心地だけあってアクセスが抜群です。
地下鉄では霞ケ関駅(東京メトロ丸ノ内線・千代田線)、日比谷駅(東京メトロ日比谷線・千代田線および都営地下鉄三田線)が最寄り駅となりますが、JR有楽町駅からも徒歩圏内です。
また、公園の地下には大きな駐車場もあるので車で行くのにも便利です。
さらに、公園を一歩出れば有楽町や銀座、新橋とアフターの場所にも困らないのもありがたいですね。
日比谷公園には2種類のランニングコースがある!
日比谷公園には2種類のランニングコースがあります。どのようなコースなのか、詳しく解説していきます。皇居と組み合わせて走るのも良いですよ!
健康広場に1周240mの周回コース
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日比谷公園の祝田門を入ってすぐの「健康広場」には1周240mの周回コースが設定されています。
ちょっと短いですが、走っている人もさほど多くない上、道幅も十分あるので快適に走れます。鉄棒などの健康遊具もあるので他のトレーニングと組み合わせて行うのもおすすめです。
公園内にはジョギングコースを設定、皇居も近い!
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周回コースがある健康広場には公園内を周回するジョギングコースのマップがあります。コースは1周1000m、1400m及び1700mの3種類です。もちろんこのコースにとらわれずに自由に走っても構わないのですが、園内の道路はまっすぐではなく意外に曲がりが多いので最初に訪れるとどこを走っているのかわからなくなってしまう可能性もあるので、慣れるまではコースにしたがって走ることをおすすめします。
ちょっと物足らないな、という方であれば祝田門を出て交差点を渡ればすぐ皇居周回コースに入れます。
例えば、皇居を2周する時間がない、という時に日比谷公園の1000mでアップをして皇居1周、戻ってきてからダウンジョグで日比谷公園の1000mといった使い方をしてみてはいかがでしょうか。
充実も施設!日比谷公園のオススメポイント
皇居の影に隠れて?ランナーからの知名度は意外に高くない日比谷公園ですが、ランニングには最適の場所です。
充実した施設
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日比谷公園には各所にトイレや自動販売機もあるのでランニングのときにはなにかと便利です。園内にコンビニはありませんが、公園を一歩出ればコンビニも豊富にあるので困ることはないでしょう。
また、園内には有名な洋食レストランの松本楼もありますし、日比谷図書文化館の中にもレストランやカフェが併設されています。
走ったあとはカフェやレストランで一息ついてから図書館でゆっくり読書を楽しむ、というのも、良い休日の過ごし方かもしれませんね。
緑が多い
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日比谷公園には多くの花壇があり、1年を通してさまざまな花を見ることができます。松本楼の前にある大イチョウを始め、さまざまな樹木が植えられており、夏には涼し気な木陰を作り出してくれます。
夏場の昼間にトレーニングするなら、木陰も多く、もし体調に異変を感じてもすぐに走るのを辞められるので日比谷公園が良いでしょう。
日比谷公園周辺のランニングステーションを紹介
日比谷公園周辺及び園内にはランニングステーションが複数営業しています。日比谷公園に近い場所順に説明していきます。
なお、営業時間、定休日などは変更となることもあるので、ご利用の際には各店のWebサイトなどで確認をお願いいたします。
SPORTS STATION Hibiya Park
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日比谷公園内、霞門を入ったところすぐに位置するのが、アシックス・プロデュースによる「SPORTS STATION Hibiya Park」です。
なんといっても園内にあるので、店舗を出たらすぐにランニングコースというのが魅力です。
広々とした店内にはカフェも併設、自然光あふれるスタジオでのヨガプログラムも充実しているので、走ったあとでヨガに参加してクールダウン、というのもおすすめです。
ランニングやノルディックウォーキングを、専門インストラクターと一緒に行うプログラムも用意されているので、初心者にもありがたいですね。
住所:東京都千代田区日比谷公園1-5(緑と水の市民カレッジ 2F)
アクセス:東京メトロ「霞ヶ関」(B2出口)、都営地下鉄「日比谷」(A14出口)すぐ
営業時間:7:00~22:00(平日)、7:30~17:00(土曜日、祝日)
定休日:日曜日
料金:650円
電話番号:03-6550-9545
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日比谷ライド
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日比谷公園地下駐車場にあるHIBIYA RIDEは自転車駐輪場とランニングステーションの複合施設です。縦置き型バイクラック27台、二段式バイクラック90台の計117台まで駐輪可能で、天気のいい日にサイクリングがてらお出かけ、軽く日比谷公園で走ってまた自転車で帰宅、といった使い方には最適ですね。
日本でのランニングステーションの草分け、「ランステ」が企画するイベントも数多く開催されているのでこれからランニングを始めたい、という方にもおすすめです。
地下で入り口がわかりにくいことから比較的混雑度合いは少なめ、ちょっと穴場な施設となっています。
住所:東京都千代田区日比谷公園1-2 日比谷駐車場内(B1階)
アクセス:東京メトロ、都営地下鉄「日比谷駅」(A14出口)すぐ
営業時間: 6:30〜23:00(平日)、8:00〜20:00(土曜日)、8:00〜18:00(日曜日)
定休日:なし(年末年始は休業、また偶数月の第3水曜日の10:00-16:00は休業時間)
料金:800円(バイクラックは別途800円)
電話番号:03-3591-1462
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ラフィネランニングスタイルNeo
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東京のニュースポット、東京ミッドタウン地下にあるのがラフィネランニングスタイルNeoです。以前は東京メトロ有楽町駅地下にもラフィネランニングスタイルはありましたが、そちらはビルの解体に伴い現在はこの「Neo」に一本化されています。
レンタル品(タオルなど)を1品利用するとシューズが無料でレンタルできるのが嬉しいですね。また、「手ぶらセット」(650円:バスタオル・シューズ・Tシャツ・ハーフパンツ)も用意されているので、待ち合わせの時間までちょっと余裕がある時に日比谷公園を軽くジョグ、といった使い方もできますね。
地下鉄駅直結で便利ですが、改札口から行くとちょっと場所がわかりにくいので、初めて行かれる方は一度地上に出て、東京ミッドタウン日比谷の駐輪場入り口から行くことをおすすめします。
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷 MB1F
アクセス:東京メトロ、都営地下鉄「日比谷駅」(A5出口)すぐ
営業時間: 7:00〜22:00(平日)、7:00〜20:00(土日祝日)
定休日:なし
料金:800円
電話番号:03-6205-4858
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日比谷公園を走る時の注意点は?
アクセスもよく、手軽に快適なランニングが楽しめる日比谷公園ですが、注意すべき点もあります。
イベント時には大混雑!
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普段は、それほど混み合っていない日比谷公園ですが、イベントの時は別です。特に日比谷門を入ったところにある大噴水周辺ではさまざまなイベントが開催されているので、日比谷公園のWebサイトなどで情報をチェックしておくとよいでしょう。
また、「野音」の愛称で親しまれている日比谷野外音楽堂でも日曜日などを中心に野外ライブが行われており、周辺がかなり混雑するので、こちらも事前に確認しておくと良いでしょう。
日比谷公園のイベント情報はこちら!
スピードの出しすぎには要注意!
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公園内の通路は比較的幅も広く取ってありますが、駒沢公園のようにランニング専用レーンが設けられているわけではないので、あまりスピードを上げて走るのは考えものです。
歩行者にとって、すぐ横をかなりのスピードで駆け抜けていくランナーの存在は恐怖以外の何物でもありません。
もしタイムトライアルやインターバルなどのスピード系トレーニングをしたいのであれば、日比谷公園からも近い皇居外苑に場所を移した方が賢明でしょう。
周回コースで比較的歩行者も少ない場所なので音楽を聞きながらのランニングも街中や皇居に比べれば安全ですが、とはいえ、ある程度周囲の音も聞こえる骨伝導タイプのイヤホンか片方だけで使用できるタイプのものの方がベターです。
ITEM
AfterShokz Aeropex
●本体サイズ(H×W×D) mmH122×W340×D35
●本体重量26g
深夜は避ける
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公園内は樹々が多いため、夜になると照明の明かりがとどかず、園内はかなり暗くなります。都心の真ん中にある公園なので、治安は決して悪くないとはいえ、あまり遅い時間に走るのはおすすめしません。遅くともランニング施設の営業時間内での利用をおすすめします。
また、会社帰りに走る方も多いと思いますが、そんな時にはLEDライトを装備したり、明るい色のウェアを着て存在をアピールするようにしましょう。
ITEM
パナソニック LED ネックライト
●ライト部分:Φ7.5mmの白色LED
●連続照射時間:約15時間
●電池:コイン形リチウム電池CR2032
山の中ではないので大げさなヘッドランプまでは不要で、自分の存在を歩行者に知らせられれば十分です。パナソニックのLEDネックライトは軽量で使用感も良く、連続で15時間使用できます。仕事帰りに、ほぼ毎日走られる方でも月一度程度でコイン電池を交換すれば大丈夫ですね。
ITEM
R250 サイクル反射ベスト
●サイズ:フリーサイズ
●重量:90g
●収納時サイズ:120mm x 90mm x 30mm
R250サイクル反射ベストは文字通り自転車用の反射ベストです。ぱっと見、「工事現場用?」と思ってしまうかもしれませんがランニングウェアにもよく合うタイトな作りで、自転車の前傾姿勢にも対応しています。
折りたたんでしまえば非常にコンパクトになるので、常にかばんに入れておきたい1着ですね。
日比谷公園は気軽に走れるランナーズオアシス
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日比谷公園は東京メトロの各路線からのアクセスもよく、また園内含め周辺にはランニング施設も充実しているのが嬉しいですね。
もちろん、長い距離をがっつりと走りたいときには、アップダウンもあり周回も長い皇居外周の方が良いでしょうが、会社帰りや、あるいは出勤前、お昼休みなどに気軽に走ってみたい、というときには最適のランニングコースと言えます。
園内はよく整備され、四季折々の花や樹々があふれています。
都会のど真ん中でありながら自然を感じながら走ることができる日比谷公園は、まさにランナーにとってのオアシスと言えるでしょう。
会社帰りや出勤前に、ふらっと走りに立ち寄ってみませんか?
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