バーピーは全身を効率よく鍛えられる最強メニュー!効果や正しい方法も紹介

バーピーというトレーニングメニューをご存知でしょうか?クロスフィットなどに取り入れられることの多いメニューで、ハードですが全身を鍛えられる効率の良いトレーニングです。バーピーの効果をはじめ、誤って認識されがちな正しいバーピーのトレーニング方法についてもご紹介します。

記事の目次

  • バーピーは様々なトレーニングを組み合わせた複合運動
  • 効率の良いトレーニングができる!バーピーのいろいろな効果
  • 正しいバーピの方法とは?
  • バーピーでなかなか効果が出ない場合は?間違いやすいポイント
  • 様々なバーピーにもチャレンジ
  • 高い効果を期待できる!バーピーをトレーニングを取り入れよう

アイキャッチ画像出典:PIXTA

バーピーは様々なトレーニングを組み合わせた複合運動

バーピー

出典:PIXTA

クロスフィットやHIITのメニューなどで取り入れられることの多いバーピー。
実施したことがある方は強度の高いメニューというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それはバーピーが様々な動きを組み合わせたメニューだからです。

プランク、腕立て伏せ、スラスター、ジャンプといった動きが組み合わせられています。
そのため、全身の筋肉を同時に使うことが可能なだけではなく、人間の持つ様々な運動機能に対してアプローチができます。

効率の良いトレーニングができる!バーピーのいろいろな効果

バーピーは様々な動きが組み合わせられた複合運動だとお伝えしました。そのため、1つのメニューながら全身の主要な筋肉を使うことが可能で、非常に効率の良いトレーニングでもあります。バーピーを行うことで得られる効果について、詳しくみていきましょう。

循環器機能の改善

ランニング

出典:PIXTA

バーピーには心拍数を上げる効果もあります。
そのため、循環器機能を改善効果もあり、持久力の向上も期待できます。

より高いカロリー消費が期待できる

ダイエット

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複合運動であり、負荷も高いメニューであることからより多くのカロリー燃焼を促す効果もあります。
「バーピーをやれば痩せる」というような、バーピーを中心に行うトレーニングを提案しているケースも多々見ますが、負荷が高くたくさんカロリーを消費できるという理由があるためです。

正しいバーピの方法とは?

誤ってバーピーの方法を認識している方が多くいます。
ここからは、正しいバーピーについて、現役トレーナーが紹介していきます。

 

<手順>
①背筋を伸ばしてまっすぐ立つ。
バーピー

撮影:natsumi0316

②しゃがんで手を床につく。肩の真下に手首がくるようにする。
バーピー

撮影:natsumi0316
③ジャンプをして足をまっすぐ伸ばし、腕立て伏せをする。

バーピー

撮影:natsumi0316

*筋力が弱い方や初心者は、膝をついて行う。
バーピー

撮影:natsumi0316

④床を蹴って、手の横に足をつく。

 

⑤手を体の真横から頭の上まで、振り上げながらジャンプする。

高く飛ぼうとはせずに軽く飛ぶ程度でOK。

 

<回数・頻度>
・10回×2〜3セット。セット間の休憩は30〜60秒程度。
・筋肉痛がない場合は毎日実施してもOK。
筋肉痛が残る場合や、マシントレーニングなど負荷の高い運動とあわせて行う場合は、2〜3日おきに行う。

 

<注意点>
・手首や足首にも負荷がかかるため、丁寧な接地を心がける。トレーニングまでのストレッチも忘れずに。
・スピードよりも正しいフォームで行うことが重要。

バーピーでなかなか効果が出ない場合は?間違いやすいポイント

様々な効果が期待できるバーピーですが、毎日行ってもなかなか痩せない、効果が出ないという方もいるのでは?

経験上、間違った方法でバーピーを認識されている方が非常に多いです。
正しいバービーの方法を知り、トレーニングに取り入れていきましょう。効果が出ない原因について、陥りやすいポイントを紹介していきます。

回数や頻度が低い

バーピー

出典:PIXTA

バーピーは基本的に負荷の高い運動と心得てください。真剣にやると、結構疲れます。

実施回数や頻度が低ければ、もちろん効果も出ずらくなります。
まずは1日10回、2〜3セット行うところから実施しましょう。
慣れてきたら、12回、15回と回数を増やしたり、セット数も増やしていきましょう。

 

また、有酸素運動になりますので、できれば筋トレの最後に取り入れるのが望ましいですね。

食事もコントロールしないと痩せにくい

食事

出典:PIXTA

トレーニングだけで痩せたいという方も多いでしょう。
しかし、食事のコントロールも行わなければ痩せずらいです。
30分の有酸素運動で消費できるカロリーは100kcal強と、小盛りのご飯1杯程度。
運動したからといって好きなものを食べていたら、あっという間に消費カロリーを摂取カロリーが上回ってしまいます。
バーピーを行うだけでは、痩せません。食事もコントロールしましょう。

様々なバーピーにもチャレンジ

バーピーにも様々な種類があります。慣れてきたらぜひメニューにも取り入れてみましょう。

ダンベルバーピー

通常のバーピーがベースになりますが、両手にダンベルを持つ点、ジャンプを行わない点が異なります。

ダンベルは転がり防止のため、六角形のものがおすすめです。

 

ダンベルバーピー

出典:PIXTA

<手順>

  1. 両手にダンベルを持ち、背筋を伸ばしてまっすぐ立つ。
  2. しゃがんでダンベルを肩の真下につく。
  3. ジャンプをして足をまっすぐ伸ばす。
  4. 腕立て伏せをする。筋力が弱い方や初心者は、膝をついて行う。
  5. ジャンプをして、手の横に足をつく。
  6. 直立の姿勢に戻る。

 

ITEM
STEADY/可変式ダンベル(10kg×2セット)
・ダンベルサイズ:44cm
・バーベルサイズ:最大120cm
・プレート直径:最大17cm
・重量:3〜10kg(1セットあたり)

バーピーラテラルホップ

通常のバービーとほぼ同様ですが、ジャンプ動作が異なります。
横にバーベルなどの障害物を置いておき、ジャンプの際に超える動作が加わります。

バーピー

出典:PIXTA

<手順>

  1. 直立して立った横に、バーベルなどを置く。
  2. 通常のバーピーを行う。
  3. バーベルなど置いてあるものをジャンプして超える。
  4. 2〜3の動作を繰り返す。

 

ITEM
可変式ダンベル・バーベル付き(20kg×2セット)
・重量:プレート1〜5kg/シャフト約0.6kg
・シャフトサイズ:直径約25mm(グリップ部約32mm・グリップエンド約41mm)/長さ約490mm
・素材:セメント化合物、ポリエチレン、プラスチック

バーピー・ボックス・ジャンプ

こちらもバーピーラテラルホップのように、ジャンプ動作が異なります。
こちらはボックスなど高さのあるものを置いておき、ジャンプの際に飛び乗ります。
そしてボックスから降りて、再び次のバーピー動作に移ります。

 

バーピー・ボックス・ジャンプ

出典:PIXTA

<手順>

  1. 直立して立った横に、ボックスなどを置く。
  2. 通常のバーピーを行う。
  3. ボックスなど置いてあるものにジャンプして飛び乗る。
  4. 飛び降りて、通常のバーピーを行う。
  5. 3〜4の動作を繰り返す。

 

ITEM
creer/ステップ台
・仕様・機能:マット付き、 高さ調整4段まで可能
・耐重量:約200kgまで
・カラー:レッド、イエロー、パープル、ピンク / グレー

高い効果を期待できる!バーピーをトレーニングを取り入れよう

バーピー

出典:PIXTA

複合運動のため強度も高いですが、高い効果も期待できるバーピー。
誤った方法で認識されている方も多いので、正しい方法で実施し、慣れてきたら様々なバリエーションにも挑戦していきましょう。
またトレーニング効果が出ない方は、必ず原因があります。
理由を見つけて、効果の出るトレーニングを行なっていきましょう。

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ひがしだいすけ
natsumi0316

ライター×トレーナー。趣味はランニング、サイクリング、トレーニング、ピラティス。トレイルランにも挑戦中。トレーナー経験を活かした内容、女性のならではの目線からの情報を発信していきます。