HOKA ONE ONE「RINCON 2」徹底解説！トレーニングから公認トラックまで使える厚底万能シューズ

アイキャッチ画像出典：Facebook/ HOKA ONE ONE

「RINCON 2」ってどんなシューズ？

「RINCON 2（リンコン 2）」は「CLIFTON（クリフトン）」と「MACH（マッハ）」シリーズの中間にあたるトレーニングシューズといわれています。それでは具体的にどのような特長があるのでしょうか。

HOKA ONE ONEの代表作「クリフトンシリーズ」のクッション性を受け継いだ軽量モデル

出典：Facebook/ HOKA ONE ONE

RINCON 2は、メンズサイズ（27cm）で約218gと、厚底ながらレーシングシューズ並みの軽量性を備え、着地時は沈み込みがなく程よいコシのあるシューズ。

クリフトンシリーズに持つクッション性を受け継ぎながら、クセのない走り心地と速さを実現しています。カーボンプレートは非搭載のため、地力となる走力を鍛えるのに最適なシューズといえます。

抜群の安定感とスムーズな重心移動を叶えるシューズ

ホカオネオネリンコン2ミドルソール

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ソールは「メタロッカー」と呼ばれるゆりかごのような形状になっており、着地から蹴り出しまでを車輪のように導くローリング構造によってスムーズな足さばきを実現してくれます。

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そして、ソールがアッパーからはみ出るほど幅広く、ミッドソールの両サイドを巻き上げることで足の横ブレを防ぐ構造となっています。厚底ながら足裏で地面をしっかりとらえられる感触はHOKAならではですね。

初代からどう変わった？アップデートポイント2つをご紹介！

それでは、初代と最新モデル「RINCON 2」とではどのような違いがあるのでしょうか。今回のアップデートポイントを見ていきましょう。

アッパー素材の変更で通気性UP

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RINCON 2では、シングルレイヤーメッシュから、エンジニアードサンドイッチメッシュに素材変更。これにより通気性が向上し、フィット感もUPしました。

側面の補強で安定性向上

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初代は「スピードを上げた際にやや不安定になる」という声がありましたが、今作では側面へのTPU素材の補強によって接地時のブレを抑制し、安定性がUP。

また、側面の擦れやすい部分のみラバーが施され、軽さと耐久性を両立したシューズとなっています。

「RINCON 2」はどんなシーンにおすすめ？

ここまでRINCON 2の特長を見てきましたが、「HOKA ONE ONEはどれも厚底で履き分け方がわからない！」というランナーの方向けに、本アイテムのおすすめ用途を3つご紹介します！

①サブ3～3.5ランナーのペース走＆距離走

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RINCON 2はレーシングシューズ並みの軽量性を持ちつつ、カーボン非搭載のため、自身の脚力をしっかり把握できるシューズ。ペースとしてはキロ4～5ペースが快適なラインであり、サブ3～3.5ランナーのLT走やOBLA走、30km走など、フルマラソンに向けた地力を鍛えるトレーニングに適しています。

また、優れたクッション性と横ブレを防ぐ安定性を備えていることから、着地の癖によって膝や足裏を痛めやすいランナーや、周回コースでの練習が多く、オーバープロネーションになりやすいランナーにおすすめです。

②サブ3.5～4ランナーのトレーニング全般

サブ3.5～4ランナートレーニングイメージ

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JOGからキロ4程度のペース走、ビルドアップ走、ロング走まで幅広く対応できるため、レース出場はフルマラソンがメインというサブ3.5～4ランナーにもおすすめ。

ランニングシューズは大まかにトレーニング用とレース用の2種類という方にとって、練習全般を網羅できる心強い一足となってくれるでしょう。

③トラック記録会ビギナー

トラック記録会イメージ

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シューズ規定が厳しくなり、高速厚底シューズの着用が禁止となった公認トラック記録会。その中で、厚底ながら唯一トラック競技でも使えるシューズがRINCON 2をはじめとするHOKA ONE ONEのスピードシューズ。

ランニング歴はある程度あり、
「次のシーズンでのステップアップのため、トラック記録会にも挑戦してみたい」
「でも、スパイクまで試す勇気はない」
「HOKAのカーボン入りモデルは価格的に導入ハードルが高い」
というトラックビギナーのランナー（5000m20～24分台目安）にとっては気軽に挑戦しやすいモデルといえます。