アイキャッチ画像出典:PIXTA
食事量は増えてないのに50代になると痩せにくいのはなぜ!?
出典:PIXTA
50代になり、歳をとればとるほどお腹が出てきて気になる人も多いと思います。食生活を変えたわけではないのに、なぜ歳をとると痩せにくく太りやすくなるのでしょか?それは、歳を取ればとるほど基礎代謝が低下するためだといわれています。基礎代謝とは、人が生命を維持するために必要なカロリーとされています。呼吸をしたり、体の筋肉を維持したり、食べた食べ物の消化をしたりなどに使用されるカロリーです。
なぜ、基礎代謝は歳をとればとるほど低下するのでしょうか?それは、歳をとるほど体が衰え、基礎代謝として多くのカロリーを消費する筋肉が減少するためだといわれています。
筋肉量が減って基礎代謝が低下するから
出典:PIXTA
筋肉が1㎏増えるごとに、1日のあたりの消費カロリーは30キロカロリーほど消費するといわれています。30キロカロリーといわれると少なく感じるかもしれませんが1年で計算すると1㎏筋肉が増量するだけで1年あたりおよそ10000キロカロリーを多く消費できる計算になります。脂肪1㎏を消費するには7200キロカロリーが必要とされており、筋肉が1㎏増えるだけで年間あたりで基礎代謝で1.5㎏程を消費できる計算になります。筋肉量は、太りやすさに多きな影響を及ぼします。
50代からのダイエットを成功させるコツを紹介!
出典:PIXTA
上記のように、歳をとると自然と筋肉が減少しやすくなるために太りやすくなります。それでは、年齢の増加に伴う体重の増加を抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
50代からのダイエットを成功させるためには、日々の食事や、激しすぎず毎日続けられる運動やトレーニングを実施するのがコツ。激しいカロリー消費を考えるよりも、年齢による基礎代謝の減少を抑えることが重要になります。継続的に努力をすれば、引き締まった体をゲットできますよ。
低糖質な食事を心がける
出典:PIXTA
太りにくい体を手に入れるには、食事も非常に重要になります。ごはんやパン、うどんなどの主食には多くの糖質が含まれています。糖質を大量に摂取すると体内で、インスリンと呼ばれる物質が多く分泌されます。そして、このインスリンには、血中の余ったエネルギーを脂肪細胞に取り込むよう促す働きがあるのです。つまり、糖質を大量に摂取しすぎると体脂肪が蓄積されやすく、太いやすくなってしまいます。低等質な食事を心掛けることによって、太りにくい体を作ることができます。
主食の摂取量を減らして野菜や脂質の少ないお肉を多く食べるように心がけましょう。
基礎代謝をアップさせる酵素を野菜や果物から摂取する
出典:PIXTA
人の体には、代謝酵素と消費酵素と呼ばれる酵素が存在します。代謝酵素は体のエネルギーとなるたんぱく質や糖質、脂質などの燃焼を助ける役割を持ち、消化酵素は摂取した食べ物を消化するのを助ける役割を持っています。
このうち、代謝酵素を高めることによって、エネルギーの消費を高めることができ、効率よくカロリ―を燃焼していくことができます。ちなみに、代謝酵素を活性化させるためには、ビタミンやミネラルをしっかりと摂取することが大切です。野菜や果物など、ビタミンやミネラルを多く含む食べ物を積極的に取り入れ、痩せやすい体を手に入れましょう。
筋トレするなら、下半身の大きな筋肉を意識!
出典:PIXTA
加齢で太りやすくなる原因は、筋肉の減少にともなう基礎代謝の減少と説明しました。そのため、筋トレを取り入れて筋肉の減少を抑え、さらに増加させていくことによって基礎代謝を高め、痩せやすい体を手に入れていくことができます。
体の筋肉の7割は下半身にあり、下半身の筋肉を鍛えることによって体全体の筋肉量を向上させることができ、痩せやすい体を手に入れることができます。下半身の筋肉を鍛えるためにはバーベルスクワットが効果的です。自身が持ち上げられる最大重量の8割ほどの重さでのバーベルスクワットを取り入れると、筋力アップへの近道になりますよ。
ヨガでインナーマッスルを鍛えて基礎代謝アップ
出典:PIXTA
体のインナーマッスルを鍛えることでも基礎代謝をアップすることができます。インナーマッスルとは、体の中心にある筋肉の総称です。別名深層筋といわれています。インナーマッスルを鍛えると体の中心の筋肉が鍛えられ、内臓の位置が安定し、活動も活発になり消費カロリー向上に繋がります。
これら、インナーマッスルはバーベルスクワットなどの高負荷での筋トレでは鍛えにくいとされています。そのためインナーマッスルはヨガを取り入れることによって効果的に鍛えましょう。ヨガのポーズは、重力にさからい、じっくりと筋肉に刺激を入れられ、インナーマッスルを効果的に鍛えることができます。
ITEM
ヨガマット 10mm
水泳や水中ウォーキングは怪我のリスクが低くおすすめ!
出典:PIXTA
効果的にダイエットをしていくためには有酸素運動を取り入れることも大切です。特に水泳や水中ウォーキングは、陸上の運動と比べて体への負荷が少なく、ケガの発症率を抑えることができます。そのうえ、水の抵抗によって多くのカロリーを消費できるので、ジョギングやその他のスポーツを取り入れるよりも怪我をしづらくカロリーを消費することができます。
50代のダイエットは無理なく継続させることが成功するコツ!
出典:PIXTA
50代は体の筋肉が衰えやすく、自然と太りやすくなる年代。いつまでもかっこよく、引き締まった体でいるためには、日頃から食生活や生活習慣に気を付けることは必須になります。激しすぎない運動、筋肉トレーニングを実施し、理想の体を手に入れましょう。ダイエットを成功させるためには何よりも継続が重要になります。三日坊主にならないように努力をしていきましょう。