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走りながら水が飲めるマイボトルがあると、とっても便利!
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すれ違うランナーで、マイボトルを持って走っている人を最近とても多く見かけます。
自販機やコンビニでも気軽にペットボトルの飲み物を買えますが、自宅から給水ボトルを持って行けば、経済的ですし、給水ポイントを探す手間も省けます。
わざわざ飲み物を調達するためにどこかに寄らなくて良いので、時間のロスも防ぐことができます。
エコで経済的なマイボトルでのランニングは、もはや常識となりつつあるようです。
どれくらいの容量の給水ボトルが必要?
10km以上走っていると、途中で水分補給しないとキツイと感じたり、暑い時期だと短い距離でも喉が渇くこともあるでしょう。
体の水分が減ると筋肉が硬くなって故障に繋がったり、暑い時期には熱中症になることがあるので、走る時の水分の携帯は非常に大切です。
季節や個人差もありますが、大体5㎞に1回100mlほど給水があると安心です。
近所をランニングする場合や1時間以内のトレーニングをするには、ランニング前後でも水分補給ができるよう200~300mlほどの給水ボトル十分でしょう。
1時間以上の長距離をランニングする場合は、500mlほどの給水ボトルがあると安心です。
買って失敗したくない!スムーズに飲める給水ボトルの選び方
走りながら給水するためには、ランニングやスポーツ時専用の給水ボトルを推奨します。とは言っても、給水ボトルは、手持ちタイプやザックに入れて携帯するタイプなどさまざまな種類があり、どれを選べばいいの迷いますよね。抑えておきたいポイントをチェックし、選び方のコツを掴んでいきましょう。
飲み口の形状は、蓋がはずれないタイプが良い
給水ボトルの飲み口の形状は各ボトルによって異なり、その形状によってスムーズに飲めるかどうかが違ってきます。
ペットボトルのような蓋を完全に取り外して開け閉めするタイプは、飲み口も大きいのでこぼれやすく、蓋を落としたり、一度立ち止まらないと飲むのが難しいなどの理由であまりおすすめしません。
飲み口が小さくてこぼれにくいストロータイプ、また本体を押すと中身が出てくるプッシュタイプやキャップを口で噛んで引き上げるスクイズタイプ、口にくわえて軽く噛みながら吸うバイトバルブタイプは上を向かなくても給水できるため、走りながら飲むことができます。
ソフトボトルは軽量で持ち運びしやすい
ソフト給水ボトルとは、柔らかくて軽い材質でつくられたもの。ソフトフラスクと呼ばれることもあります。
【メリット】
専用バッグに入れるように設計されてるものもあり、ザックの胸ポケットに入れても体へのあたりが優しいです。容量が少なくなるごとに圧縮されるので中身がジャバジャバと揺れません。飲み終わった後は小さく折りたたんでポケットに収納できるので、予備のソフトボトルを持つ場合でもかさばらないので便利です。片手で持って走る場合は、ストラップ付きのものを選ぶと握りやすいです。
【デメリット】
ザックのフロントポケットに収納している場合、柔らかいので中身が減ってくると頭部分が垂れさがってきて飲みにくい場合があります。また、味付きのドリンクを入れると香りなどが残りやすい傾向があります。鋭利なもので引っ掻いたりすると、破れる場合があります。
ハードタイプのボトルは丈夫で手馴染みが良い
ハードタイプのボトルは、ある程度の硬さがあり、ソフトタイプと比べると丈夫で壊れにくい素材を使用しています。
【メリット】
キャップやボトル本体にある程度サイズがあるので、ドリンクを注ぎやすく掴みやすいです。手に持つタイプなら凹凸のあるボトルやくびれのあるボトルの形状、柔らかいゴム素材のものや、滑り止め効果のある素材を選ぶと手にフィットしやすいです。
また、ロングランやトレランなど、携帯品が多い場合は、ボトルをボトルポーチやザックに収納すると快適に走れます。自立するものならスムーズに出し入れできます。
【デメリット】
重量がそれなりにあり、かさばること。また長時間ザックのフロントポケットに入れて走ると、あばら骨が当たる部分に痛みを感じたり、転倒した時にケガをするなどの危険があることです。肌あたりが優しい湾曲型のボトルもあります。
メモリ付きボトルは残量がわかりやすい
水分摂取量をしっかりと調整しながら走りたい人は、中身が透けて見えるクリアボトルがおすすめ。
目盛り付きのものだとより正確に水分調整がしやすく、ペース配分を考えて水分補給をしたいランナーにも最適です。
保冷が効くものは暑い時に役に立つ
暑い季節やトレラン、ちょっと長めの休憩時にクールダウンを兼ねてなるべく冷たいドリンクを飲みたい人は、二層構造になっているボトルを選んでみましょう。構造上、外の気温が飲み物に伝わりづらいので、飲み物が冷たい状態を少し長くキープできます。その分しっかりとした作りなので、大きさや重さがあります。
二層構造になってなくても開口部が広い給水ボトルは、氷を入れることができるので保冷状態をキープしやすいです。
コンパクトになるので帰り道が楽!ソフトボトルおすすめ7選
軽量で携帯性に優れた、ソフト給水ボトルを紹介していきます。
SALOMON(サロモン)アクティブハンドへルド
調整可能なストラップがついて持ちやすい設計のソフトフラスク。片手に持って走れるので水分補給しやすく、蓋部分でロックをかけることができるのでこぼれにくいと好評です。ストラップ部分は簡単に取り外し可能なので、お手入れも楽々。メモリつきなので残量がわかりやすいのも利点です。
ITEM
SALOMON(サロモン)アクティブハンドへルド
●容量:500ml
●サイズ:42mm(開口部)
●材質:60% 熱可塑性ポリウレタン, 33% ポリオキシメチレン, 7% シリコン
●耐熱温度:-
SALOMON(サロモン)ソフトフラスク 150ml
手のひらに馴染む形状で片手でしっかりと握ることのできるソフトフラスク。手持ちはもちろん、ランニングポーチやランパンのポケットに差し込むにもちょうどいいサイズ感です。
ITEM
SALOMON(サロモン)ソフトフラスク 150ml
●容量:150ml
●サイズ:28mm(口径)
●材質:48% 熱可塑性ポリウレタン, 29% ポリプロピレン, 19% シリコン, 4% ポリオキシメチレン
●耐熱温度:-
THE NORTH FACE(ノースフェイス)ランニングソフトボトル
自立しやすいよう平らな底面を採用したスクイーズタイプのソフトボトル。薄型なのでラン二ングベストの胸ポケットにしまいやすく、スムーズに水分補給できます。半透明な素材を使用し、ロゴの反対面には目盛りがついているためペース配分を考えながら給水できます。
ITEM
THE NORTH FACE(ノースフェイス)ランニングソフトボトル
●容量:500ml
●サイズ:22×7×4.5cm
●材質:熱可塑性エラストマー,ABS樹脂,シリコーン
●耐熱温度:-
Nathan(ネイサン)イグショット ソフトフラスク 2.0
内部に形状を保つための「スパイン」と呼ばれる板が入っており、中身が少なくなっても形が崩れにくいソフトフラスク。開口部は大きめなのでドリンクを入れやすく、氷も入れられます。冷凍可能なため凍らせて使用することもできます。
ITEM
Nathan(ネイサン)イグショット ソフトフラスク 2.0
●容量:400ml
●サイズ:-
●材質:TPU、HDPE、シリコン
●耐熱温度:冷凍可能、最大対応温度60℃
HydraPak(ハイドラパック)ソフトフラスク 250ml
軽量でコンパクトに折りたためるソフトフラスク。飲み口はバイトバルブタイプです。250mlでは足りない場合、ひとつは手に持って、もう一つはポーチに入れておく使い方をする人もいますよ。手荷物を最小限にしたい人向けのアイテムです。
ITEM
HydraPak(ハイドラパック)ソフトフラスク 250ml
●容量:250ml
●サイズ:230×75mm
●材質:TPU,PP,シリコン
●耐熱温度:60℃
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)ボディボトルⅡ500
ニオイが移りにくい素材を使用したソフトフラスク。人間工学に基づいて設計されたので、ザックやベストの胸ポケットに収納するとほどよくフィットするサイズ感です。開口部は大きいのでドリンクを注ぎやすく、氷も入れやすいですよ。専用のベストと一緒に使用することで、使いやすさがアップします。
ITEM
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)ボディボトルⅡ500
●容量:500ml
●サイズ:-
●材質:PEEV,ポリエチレン,エチレン酢酸ビニール
●耐熱温度:-
Raidlight(レイドライト)イージーフラスク 600ml
丈夫な素材を採用したソフトボトル。ホース部分は伸縮するため、専用のベスト以外でもお手持ちのランニングベストやザックの胸ポケットの位置に合わせて調整することができるのが便利です。
ITEM
Raidlight(レイドライト)イージーフラスク 600ml
●容量:600ml
●サイズ:21.5cm(高さ)
●材質:-
●耐熱温度:-
持ちやすく、バッグにも収納しやすいハードボトルおすすめ10選
手にフィットしやすい形状やグリップ力が向上する素材を使用した給水ボトルを紹介していきます。
ボトルポーチやリュックに入れて携帯することを考えているなら、サイズはしっかりとチェックしましょう。
NIKE(ナイキ)ミニマルハンドヘルドボトル
ボトルと小物を一緒に携帯できるホルダーベルト付きハードボトル。ファスナー付きポケットには小銭や鍵などを収納できます。食洗機使用可なのでお手入れが楽な点もいいですね。
ITEM
NIKE(ナイキ)ミニマルハンドヘルドボトル
●容量:650ml
●サイズ:7.5×21×7.5cm
●材質:ナイロン,ポリエチレン84%,ポリプロピレン10%,熱可塑性エラストマー6%
●耐熱温度:-
asics(アシックス)ランニングボトル
飲み口を歯で引き上げるスクイズタイプのハードボトル。手に馴染みやすいようくびれた形状をしており、ワイドな開口部は飲み物を入れやすく、使用後も洗いやすいです。お手頃価格なので、ランニングボトルを試してみたい人でも気軽に試しやすいでしょう。
ITEM
asics(アシックス)ランニングボトル
●容量:500ml
●サイズ:19.9×7.4cm
●材質:ポリエチレン,ポリプロピレン
●耐熱温度:-
adidas(アディダス)ウォーターボトル
両サイドのくびれ部分に滑りにくいグリップがついたハードボトル。持ちやすく、蓋の内側はパッキンがついているので中身が漏れにくい構造です。飲み口は、キャップを外してボトルを押すことでドリンクが出るタイプなので口をつけずに飲むことができます。容量は600mlと多めです。
ITEM
adidas(アディダス)ウォーターボトル
●容量:600ml
●サイズ:7.5x7.5x22.7cm
●材質:ポリエチレン,ポリプロピレン,熱可塑性エラストマー,シリコンゴム
●耐熱温度:-
mont-bell(モンベル)プルトップ アクティブボトル
取り外し可能なストローがついたハードボトル。飲み口は柔らかい素材のシリコンを使用し、口当たりも柔らか。ストローを取り外すと、ボトルを押したらドリンクが出てくるので口を直接つけず水分補給ができる2way仕様です。くびれた形状をしているので握りやすく、キャップトップには空気孔があるのでスムーズに給水できますよ。ニオイが付きにくい素材を使用し、容量がたっぷり入るのに1000円以下で購入できるのはお得感がありますね。
ITEM
mont-bell(モンベル)プルトップ アクティブボトル
●容量:700ml
●サイズ:7.4×22.7cm
●材質:ポリエチレン,ポリプロピレン,サーモプラスチックエラストマー,シリコーン
●耐熱温度:-
Wellbe(ウェルビー)シェイクハンズ
パンツのウエスト部分やポーチなどに差し込むことができる携帯性に優れたハードボトル。飲み口の開閉のしやすさ、ボトルの硬さにもこだわって作られ、1時間ほどのランニングやジョギングに最適な大きさです。飲み口は口で上にひっぱるとドリンクが出るタイプで、開口部は大きいため、使用後も洗いやすいです。
ITEM
Wellbe(ウェルビー)シェイクハンズ
●容量:700ml
●サイズ:7.4×22.7cm
●材質:ポリエチレン,ポリプロピレン,サーモプラスチックエラストマー,シリコーン
●耐熱温度:-
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)Flexform 600
ソフトフラスクよりも硬く、ハードボトルよりも柔らかく、絶妙な硬さの素材を使用した給水ボトル。自立しながらも、中身が少なくなると空気が抜けてスマートになるため、持ち運びも便利!ソフトフラスクとハードボトルのメリットを生かしたつくりです。
ITEM
ULTIMATE DIRECTION(アルティメイトディレクション)Flexform 600
●容量:600ml
●サイズ:21.9×13.2×7.5cm
●材質:FDA
●耐熱温度:-
ANSWER4 ピュリストボトル
スムーズな給水ができるとランナーから好評のあるハードボトル。飲み口は十字の切れ込みが入っており、押すと開く、離すと閉じる設計になっているため、ドリンクがスムーズに出やすく、漏れない設計になっています。勢いよく水が出る構造を利用して、ロング走のときや真夏のランニング時に水を浴びたり、身体を冷却するときに使う人もいます。
・容量:650g
・サイズ: 7.5×20.5cm
・材質:ー
・耐熱温度:ー
ANSWER4 ピュリストボトル
RaidLight(レイドライト)R-GO BOTTLE DRINK TUBE 600ml
ザックのフロントポケットに入れた時、胸へのあたりを軽減するためにデザインされた湾曲型ボトル。ストローの長さや角度が絶妙で、顔を少し動かしただけで給水できる優れものです。左右の胸ポケットに2本差し込むと1.2ℓになるのでハイドレーションパックと同じくらいの水分を携帯することができます。
ITEM
RaidLight(レイドライト)R-GO BOTTLE DRINK TUBE 600ml
●容量:600ml
●サイズ:-
●材質:BPA Free Low-Density Polyethylene
●耐熱温度:-
SHIMANO(シマノ)ドリンクボトルクリア
飲み口を歯で引っ張って給水する対応のハードボトル。くびれた形状をしているので持ちやすく、水分補給しやすいですよ。開口部は広いため氷を入れて冷たいドリンクを携帯したり、使用後もお手入れが楽。
ITEM
SHIMANO(シマノ)ドリンクボトルクリア
●容量:500ml
●サイズ:-
●材質:-
●耐熱温度:-
CAMELBAK(キャメルバック)ポディウムダートシリーズチル
2層構造になっており、一般的なボトルよりも2倍の保冷効果があるハードボトル。押すと出てくるプッシュタイプで、直接口をつけずに飲めます。従来のモデルよりも本体が柔らかくなったため握りやすく、吸水がしやすいように改良されました。回転式ロック機能つきなので、不意な水漏れを防げます。
ITEM
CAMELBAK(キャメルバック)ポディウムダートシリーズチル
●容量:620ml
●サイズ:-
●材質:-
●耐熱温度:-
走る時の給水ボトルの持ち運び方は主に3つ!
給水ボトルを持ってランニングを行うときは主に手に持って走ったり、ウェストポーチやリュックに収納して持ち運びます。
直接手に持って走る
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1時間以内のランニングや日常のちょっとしたトレーニング時であまり気にならなければ、手に持って走っても大丈夫です。ハードボトルや、バンドがついているタイプがおすすめ。デメリットとしては、転倒した時に手が着けないことです。
ウェストポーチに収納する
ウェストポーチに給水ボトルを入れ、着用して走る人も多いです。ウェストポーチは小さいのでランニングの邪魔になりにくく、両手を使ってしっかり走ることができます。ランニング用のウェストポーチは揺れず走りやすいデザインになっているので、ランニングの邪魔になることもありません。また、スマホや小銭入れなどの小物も一緒に持ち運び出来て便利です。
しかし、ポーチのサイズが大きくなるほど揺れが発生し、走りにくくなる可能性があるので最小限のサイズのものを選びましょう。給水ボトルのサイズに合ったウェストポーチを選ぶと身体にフィットしやすく、揺れも少なくなります。
リュックに収納する
長時間走る、または荷物が多い、たくさん水が必要な方はリュックがおすすめ。サイドポケットボトルをに収納するタイプもあれば、水の入ったパックを収納し、ストローを繋げて給水するハイドレーションバッグ対応のものもあります。サイズも形もいろいろあるので、ウェストポーチ同様大きすぎず、自分の身体にフィットして走りやすいタイプのものを見つけましょう。
デメリットとしては、夏場は暑さを感じやすいこと。また体にフィットしていないと、擦れて痛くなることがあります。
お気に入りのマイ給水ボトルで、ランニング中の水分を携帯しよう!
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ランニング中は私たちが思っている以上に身体から水分が出ていってしまっています。そのためこまめな水分補給はランニングに欠かせません。
喉が渇いたと思う前から適度に給水をしたり、距離や時間、信号待ちで止まったタイミングなど、水を飲むタイミングを決めておくと良いです。
自分にあった給水ボトルを見つけて、快適に走っていきましょう!
ボトルと一緒に持っていると便利なランニングギアは?こちらの記事も参考に
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